8日から北京で始まった中国共産党中央の経済活動会議が10日閉幕し、経済の安定的で、いくらか速い成長を来年の経済活動の主要任務と定めました。

　会議で胡錦涛国家主席と温家宝首相が当面の国際、国内情勢を分析し、来年の経済における具体的な取り組みを明確にしました。

　この会議で来年の経済活動の重点として次のような内容を提出しました。マクロ経済を調整して、前向きな財政政策と適度に緩和された通貨政策を実施すること、農業と農村経済が好調であることを生かして、農産物の供給を確保し、農民の持続的な増収を促進すること、成長モデルの転換を速め、経済構造の戦略的調整を推進すること、改革開放をより深め、対外経済の成長モデルを変えること、民衆の利益にかかわる難題や焦点問題の解決に力を入れることなどが挙げられています。（翻訳：東）