中国共産党中央財政経済指導グループ弁公室の劉鶴副主任は12日、北京で、「金融危機が引き起こした世界的な経済後退が、中国経済の長期的な好調を逆転することはない。中国経済は依然発展のための戦略的チャンスの時期を迎えている」と見ています。
劉鶴副主任は「金融危機で、中国経済は外需が伸び悩んでいる」とした上で、「製品構造の調整を行ったため、輸出製品は依然競争力を持っている。そして、融資援助を通じて、輸出は依然ある程度の伸びを保つことができている」と強調しました。また、内需拡大について、「可能性が大きい。都市化建設事業の推進に伴って、農村市場は消費市場をけん引する新たな動力になる。このほか、政府が打ち出した内需拡大、経済成長確保などの政策措置は、来年、投資増長の役割を促すだろう」としています。(朱丹陽 末永)
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