中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
チベット旅行記ー2
   2006-08-15 10:27:56    cri

 四日目

 シガツェのタシルンポ寺を見てから、ひたすらヤルツァンポ河の谷間を下って、ラサに戻ります。300キロの行程です。ヤルツァンポ河は途中で大きく湾曲してインドの方に流れていく川です。手元に世界地図が無いので確認出来ないが、インダス川の上流でしょうか? 途中でチベット族のお祭りに出会いました。流鏑馬のようなものをやりました。デジカメで撮った写真を子供に見せてやると、どっと子供に囲まれてしまいました。あまりきれいでない子もいます。

 子供に写真を取らせてもらう為に、デジカメの写真を見せてあげると意外に面白がって写真を撮らせてくれたりします。これは一方的に写真を撮るだけというよりは、なかなかいい方法です。タシルンポ寺では親子の写真を撮ったら写真をくれないかと言われました。今はあげられないので、送るから住所を書いてくれと言ったら、書かれた住所がチベット文字でした。同行の中国人にこの文字をコピーして封筒に貼り付ければ届くかと聞いたところ、届くとのことでした。

 五日目

 羊八井という所に行きました。ラサから90キロ位北に行った所にあります。行ってみると4300メートルの高地です。ガイドから前もって聞いていた羊八井には、温泉があって、雪山、ヤク、草原が見えるとのことでした。この三点で想像できる風景を想像していたが、実際に目の前にした風景は、やはり想像した風景とは大分違いました。雪山とヤク、草原を一緒にして眺めると、これぞチベットの風景と言った風景です。ここでも空は青いでした。草原の方は草が枯れているから、緑の彩りはなかったが、チベット族の女の子がどこからか現われて、益々チベットの風景そのものの構図になってきました。

 その後羊八井の露天風呂に入りました。25メートルプールくらいある大きな野天風呂でした。むしろプールと言った方がいいかもしれないです。よせばいいのに、そこで少し泳いでみました。4300メートルの高地のことです。露天風呂からも雪山がよく見え、青空が広がりました。

 ここで、お土産を売っていたので土産を買います。小さい宝石箱のような細工物とタンカの絵、それに土器のような板に彫られた歓喜仏です。歓喜仏とは男女の仏様が合体している仏様です。これは本物だから高いと言われて500元でしたが、300元まで下がったのでこれを買いました。農家の竈の上で煤けたようになったものです。

 ラサは思いのほか暖かいです。北京の冬よりも暖かいです。天気は大体が晴れているようで、風が強いこともないでした。雪も殆ど降らないようです。但し当然高い所に行くと寒いし、晴れていると暖かいのであるが、曇るととたんに寒くなります。ラサではあまり寒くないので、羊八井の露天風呂に行った日は、安心してコートをホテルに置いてきてしまいました。そうしたら帰りのバスの中で体がすっかりひえてしまいました。暖房のあるホテルの部屋に入って3時間経っても、一向に体が温まらないです。風呂にお湯を入れて足を入れて暖めたら回復したが、これは空気の薄いせいか、それとも高地で泳いだりしたせいかなどと考えました。高地での体の異常反応であったかもしれないです。

 気温の点にも問題が無いので、冬場のチベットは、冬の旅行の穴場です。特に春節で各地の観光地が込んでいるといわれている中で、とても空いていました。ツアーに参加していれば、観光は簡単です。ホテルのエアコン、バスなど特に問題はないです。ホテルは普通の三ツ星のホテルでした。ツアーのガイドの仕方もあまり問題が無いです。強制的に薬屋に連れて行かれるともなかったです。但しガイドは中国語です。私には説明がよく分からなかったが、出発時間の確認ぐらいは出来ました。

 それにこの時期の費用は安いです。北京からのツアーに参加したが、北京から外国人で4850元、一人部屋にすると、240元必要でした。ほかに必要な費用は空港管理費と温泉の利用料くらいです。お寺の入場料などは料金に含まれています。日本円にすれば全部で7万5千円くらいでしょうか。以前は、外国人に対して、5人以上のグループでなければならないという制限があったが、今は外国人一人で参加しても問題は無いです。但し、外国人は入境函という許可書が必要であるが、これも旅行社が取ってくれるので、特に問題はないです。

  

私の旅行記
v チベット旅行記ー1 2006-08-07 11:33:46
v 安徽省の古民居の旅ー2 2006-07-31 10:52:17
v 青島、煙台、大連の旅ー2 2006-07-17 15:46:23
v 青島、煙台、大連の旅ー1 2006-07-10 10:29:57
v 厦門・コロンス島 2006-07-03 13:20:48
v 甘加草原 2006-06-26 13:02:50
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |