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遇龍河の小道
   2006-02-08 16:56:33    cri

遇龍河の清流のんびりとした静かな世界。いや自分の乗っているオート三輪タクシーの音だけが、けたたましかった。 この時期は田植えの時期で水田にもこの山が映っていた。今風の言葉で言えば癒し系の風景といえるかもしれない

 桂林からの漓江下りの終点である陽朔に着いた。バスから降りたとたんにガラガラ声のおばさんがうるさく付きまとってきて、あっちの方にいいホテルがあると誘ってきた。行ってみたがあまり良くないホテルなので予定通りのホテルの方に泊まった。翌朝、レストランのオープンテラスで食事をしていると、昨日のおばさんがまた声を掛けてきて、今度はガイドをするから、一緒に行かないかという誘いだった。このおばさんは声も顔も良くないが、顔で勝負していないだけに、却って真面目にいい所を案内してくれるのではと考えて、このおばさんにガイドを頼むことにした。陽朔の更に奥の、小道を観光するなら、絶対にガイドを頼むべきである。ガイド料は一日100元(1500円位)で決して高くないし、小道の地図は無いので、自分で小道を辿るのは難しい。何故小道かと言うと、オート三輪タクシーだけが通れるような小道の両側には、画に描いたような山がにょきにょきと聳えているのである。そして田植え前の水田には、その山の影が映り、小道の先には遇龍河というきれいな河が流れていた。まさに画に描いたような風景が広がっていた。

 レストランのオープンテラスで食事をしていると、と書いたが、陽朔の町は、そお言う言葉が似合う町である。ここは西洋人の客が多く、レストランでは英語で注文を取りに来る。勿論西洋料理が食べられる。例のガラガラ声のガイドのおばさんも一応は英語のガイドである。私と家内にとっては、一人前の、内容が分かる料理の注文ができるのはうれしいことであった。中国料理は量が多く過ぎて、注文の時、料理の内容が解かり難いので何時も困るのだが、陽朔の町ではそんな心配は要らない。メニューは英語で書かれていて、中国語が脇に添えたあった。ここでは朝から生野菜のサラダがバリバリ食べられる(中国料理に生野菜は殆ど無い)し、夜の町の散策、お土産屋を覗くのも楽しめて、陽朔の町はとても居心地のいい町である。特にレストランとかカフェみたいな店が西洋風でいい。陽朔の町は桂林からの漓江下りの終点の町であるが、ここに泊まる日本人は少ない様であった。

 陽朔の町の周囲にも、絵になるような山が沢山見えるが、更に奥の高田と言う辺りや、遇龍河の辺りは、もっときれいなのである。ガイドのおばさんに、見に行きたい所を伝えて、オート三輪タクシーも頼んだ。この道の探索には普通のタクシーでは道が細くて駄目なのである。サイクリングでもいいのだが、雨の心配もあるし、蒸し暑いし、家内もいるし、でオート三輪タクシーを頼んだ。四月の末は雨季の最後に当たる時期で、晴れると今度は蒸し暑つかった。オート三輪タクシーとはオートバイの横にサイドカー式に座席を付けたものである。その横の座席には二人乗れる。ガイドさんはオートバイの後ろに座って、全部で四人が乗れるオート三輪タクシーである。このタクシーの運転手も又中年のおばさんだった。

http://www.catv296.ne.jp/~t-homma/

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