一時間目 世界無形文化遺産、青海省のレプコン
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青海省黄南チベット族自治州同仁県に優れた文化があります。それは、中国語で、熱貢と呼ばれるレプコンです。レプコンとは、美術品であり工芸品でもあるタンカ(仏画)、堆繍、壁画、刺繍、木彫、バター細工などの芸術の総称です。主に14~15世紀以来、レプコン地域の隆務川という川の両側に点在している吾屯村と年都乎村などを中心にチベットの歴史、仏教、文化に深く結びつき、何世代にもわたって発展してきました。これらの村々は多数の工芸家を輩出し、一方でインド、ネパール、中国内陸部などから新たな工芸技術を導入しながら、チベット仏教芸術の中心地として栄えてきました。
レプコン芸術は2006年6 月に中国の「国家無形文化遺産」に定められ、2009年9 月にユネスコの「世界無形文化遺産」に登録されました。
この時間は、レプコンの1つであるタンカについて、種類、制作プロセス、歴史などを紹介していきます。
皆さん、中国青海省の世界無形文化遺産、レプコン芸術に興味をもたれたら青海省レプコン地域に足を延ばしてみてください。
二時間目 青海省同仁県の観光地と特産
この時間は、レプコンの発祥地である青海省同仁県にポットを当てます。ここは、青海省の唯一の国の指定した歴史名城で、高原といった広大な自然風景のほか、古城やお寺などの歴史的な遺跡がたくさんあります。今回は、レプコンの有名な古城やお寺、レプコン芸術館という観光スポットを詳しく紹介します。また、現地の特産であるヤクの骨髄と雪蓮花茶も取り上げます。お楽しみに!(まとめ:任春生、チェック:Keiko)
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