午後は、お茶以外の信陽の魅力を探訪。先ず、訪れたのは西河村とい800年ほどの歴史を持つ村。山の中にぽつんとあるのだけれど、そのお蔭で豊かな自然が残っている。北京より南へ1000キロ来ているだけあって、暑い。蝉が賑やかに私たちを迎えてくれた。
蝉しぐれの中、村の小道を歩いていると夏休みにおばあちゃんの実家に遊びに来たような
感覚に陥る。日本も中国も農村の風景は、似ているところがある。また、ここには清の時代の建物も残っていて、カフェや宿泊施設になっている。
きっと中国にはこのような古い村は、まだたくさん残っているのだろう。しかし、「村」のままでは、豊かになることができない。そこで、この西河村が取り組んでいるのは、この豊かな自然を生かしつつリゾート地として、外国人を含む外の人に来てもらおうというもの。
一角に新しい宿泊施設があった。
テラスからは、村の様子を楽しむことができる。
小川のせせらぎを聞きながら、ここでのんびりと読書三昧。
そんな休日をいつか過ごしてみたいなぁとおもった。
この西河村を後にして、この日最後に訪れたのは許世友の墓地。
許世友は、長征にも参加した革命世代の英雄の一人。1959年には国防部副部長も務めて
いる。
ここは、お墓だけでなく記念館や故居があったり広々とした公園のようになっていた。
お茶や豊かな自然を楽しむ「緑の旅」共に革命にゆかりのある地を訪ねる「紅い旅」にも
信陽は力を入れている。
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