1時間目【チャイナエクスプレス】（舞劇「トキ」の日本公演、脚本家・小山薫堂さんの北京講演会）

担当：高橋恵子、王小燕

　北京では最低気温が一桁台にまで下がってきました。そろそろ今年の冬の準備が始まる頃になりました。

　今週の「旬な話題」は、先週東京公演を成功させた上海歌舞団の「舞劇」（ダンスドラマ）「トキ」に関する情報を紹介します。4月下旬に上海で初公演したこのダンスドラマは日本公演でアジアツアーの幕を開けました。東京公演に続き、今回は新潟と山梨での公演があり、来年6月以降は、日本の28都市を巡る予定もあるということです。リスナーの皆さんでご覧になった方がいれば、ぜひ感想をお聞かせてください（写真は日本公演のポスターと東京での舞台の様子）。

講演する小山さん

　後半の「スペシャル・バスケット」は先週、対外経済貿易大学で開かれた、放送作家で脚本家の小山薫堂さん「人を喜ばせるということ」をテーマに北京で講演会と中日の大学生合同ワークショップを行いました。高橋恵子アナと白昊アナの現場での取材をお聞きください。小山さんが脚本を担当した映画「おくりびと」は中国でも人気の作品と言うこともあり、講演会には定員をはるかに超える300人が集まりました。実は小山さん、「くまモン」の生みの親でもあることから、会場には「くまモン」が応援に駆けつけ、機敏な動きで「くまモン体操」も披露しました。続いて行われたワークショップでは中日の学生でグループを作り「友達の日」を世界に広げる方法について議論しました。

　
ワークショップの成果発表　　　　　　　　　参加者記念写真

　「相手を喜ばせることで自分が幸せになる」小山さんの提案に参加者はみな、優しい気持ちになりました。今回で訪中は8回ほどと言う、小山さん。中国でやってみたいことは…　放送でお聞きください。