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9月2日 火曜日

2014-09-02 17:55:00     cri    

一時間目【チャイナエクスプレス】(第21回北京ブックフェア、日本人女子大生の北京体験)

 担当:高橋恵子、王小燕

 8月、中国では立て続けに上海、広州、北京でブックフェアが開催されました。中でも1986年に首都北京でスタートした「北京国際図書博覧会」(以下「北京ブックフェア」)は最も歴史が長く、また、国のサポートもあることで内外から大きく注目されています。

 今年の北京ブックフェアは8月27日(水)~31日(日)、中国国際展覧センター(新館)で開かれ、78の国と地域から2162の業者が出展し、展示面積は5万3600平米に達しています。

 日本からは今年も「株式会社トーハン」と「東方書店」が事務局となり、60社ほどが出展しています。このブックフェアに先立ち、26日に第8回中華図書特別貢献賞の授賞式が行われました。ここで、中国の図書出版に優れた貢献をした東方書店の山田真史社長を含む、外国の翻訳家、出版社と作家10人が表彰されました。

 また、今年のブックフェアのテーマ国はトルコ。会場では書籍だけでなくトルコ文化の展示紹介や伝統的な絵画技法である彩色墨流しの実演などが行われていました。現場で見聞してきたこと、または取材してきたことを「旬な話題」でご紹介します。

 「スペシャル・バスケット」では、先日、CRIを見学に来た日本人女子大生の皆さんにマイクを向けてみました。専門は日本文学から国際交流、コミュニケーションとそれぞれ異なりますが、各人が中国語を勉強してみたいと思った経緯にはロマンがありました。夏休みの短期留学で北京に来ることを決めた彼女らを親御さんや友人たちはどのように見ているのでしょうか。また本人たちには不安はなかったのでしょうか。そして、いざ中国に入ってみると…、どのような体験が彼女たちを待っていたのでしょうか。

 元気はつらつな女子大生パワーを北京からお届けします。詳しくは番組をお聞きください。

二時間目「CRIインタビュー」(東京大学北京事務所・宮内雄史所長)

 聞き手:王小燕

 9月は中国では新学年の始まる月で、北京の各大学では早くも8月末から新入生を迎えています。

 今回の「CRIインタビュー」はこのようなキャンパスが活気づくシーズンにちなんで、中国の教育事情をユニークな視点で分析するゲストにお越しいただきました。40年余りの中国語学習歴があり、日本の大手商社を定年退職した後、一般公募で東京大学北京事務所所長に就任した宮内雄史さんです。

 中国では1999年に、大学生募集枠の拡大により毎年の入学者数が急増し、現在は年間募集が約700万人規模になっています。1980年代生まれ、1990年代生まれの若者は、高校(大学)教育を受ける人の割合がこれまでのどの世代より高く、中には海外留学の経験者も多数います。これは、今後の中国にとってどのような意味があるのか。また、「中国も早晩高齢化で経済が停滞局面を迎えるであろう」という指摘に対しての宮内さんの見方は?

 ところで、中国人の海外留学はここ10年ほどで急増している一方、海外から中国留学に訪れる諸外国の留学生も増えています。しかし、こうした中で日本人留学生の数は減ってこそいないものの、母数の拡大により5~6%にまで落ち込んでいます。

 「今こそ中国留学に大きなメリットがある」と力説する宮内さん。かくも熱心に日本人の若者に中国留学を勧めている理由は何か。データを交えながらの分析をぜひお聞きください。

【プロフィール】

 宮内雄史(みやうち ゆうじ)さん

 1947年 神奈川県川崎市生まれ

 1971年 東京大学教養学部教養学科卒業(専攻:米中関係)

 1973年 三菱商事株式会社入社

 1974~76年 (シンガポール)南洋大学留学(中国語習得)

 1978~81&83~87年 2度にわたり北京駐在

 1992年 業務部中国Team Leader

 1997年 業務部中国室長

 2000年 日本貿易会・国際社会貢献中心事務局長

 2004年 三菱商事(上海)総経理室長 

 2007年~ 東京大学北京代表所所長

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