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第十話:解放区抗日軍隊の降伏受理(上)

2014-08-24 18:59:02     cri    
 1945年8月10日24時、日本政府が投降照会を出したことが分かった後、中国解放区抗日軍の朱徳総司令官は延安本部第1号命令を出し、各解放区の部隊がその付近にある日本軍と偽軍に一定期間内に武装解除をしたならば、その命の安全を保障するという通牒を出すよう求めた。

 8月11日、中国共産党中央は「日本が投降後、わが党の任務に関する決定」を発表し、「現段階、主な力を集中して日本軍と偽軍の我軍への投降を迫り、投降しない敵に対しては具体的な状況によって攻撃をかけ、逐一殲滅していく」と指摘した。

 8月15日午後3時、朱徳総司令官は南京にいる日本軍最高指揮官の岡村寧次に電報を送り、「貴方の指揮下にあるすべての部隊に軍事行動を一切停止し、中国解放区八路軍、新四軍及び華南抗日縦隊の命令を待って、わが方に投降するよう命令すべきだ。ただし、国民党軍に包囲された日本軍と偽軍を除く。華北にいる日本軍については、下村定将軍が代表を出し八路軍の阜平地区に行き、聶栄臻将軍の命令をうけいれるよう貴方から命令すべきだ。華東にいる日本軍については、貴方が直接代表を、新四軍本部所在地の天長地区に送り、陳毅将軍の命令をうけいれる。湖北、河南の両省にいる日本軍については、武漢にいる日本軍の代表が新四軍第五師団の大別山地区に行き、李先念将軍の命令をうけいれるよう貴方から命じる。広東にいる日本軍については、貴方の指名する広州にいる代表が華南抗日縦隊の東莞地区に行き、曽生将軍の命令をうけいれるようにするべきだ」と述べた。

 敵の後方にいる抗日部隊は各地で攻撃をかけ、日本軍及び偽軍が武装解除をし、投降するように迫った。(万、KOKUSEI)

 1945年8月10日、延安本部命令第1号(中央公文書館提供)


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