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12月17日 火曜日

2013-12-17 19:17:31     cri    


 一時間目 【チャイナエクスプレス】(『ケサル王』チベット語選集完成など)

 担当:王小燕、大野清司

 今週の番組の前半は以下の二つのトピックスを取り上げます。

  ① 2014年法定休日が発表 大みそかが出勤日になったことで賛否両論

  ② 世界最長叙事詩『ケサル王』 チベット語選集完成

 「ケサル王伝」はチベット族、蒙古族などの間で今も広く伝わっている叙事詩です。先日、チベット自治区社会科学院の明らかにしたところでは、全部で51冊、60万行の詩からなる『ケサル王選集』の編纂が30年余りの作業を経て、順調に終わりました。

 ケサル王の伝承をめぐり、ケサル王が支配をしていた王国「リン」の所在地だとされている青海省コロク自治州での見聞を交えてご紹介してまいります。民間伝承人のウジン・ダンゼンズホワさん(45歳)(写真)が語った「ケサル王」の一節もお聞きいただきます。

 後半の「キーワードチャイナ」では、最近、中国国内の「漢字」をめぐる最新の動きをお送ります。この夏、CCTVが主催した漢字の書き取りコンクールの番組が口火を切り、最近、漢字検定がちょっとしたブームになっています。

 中国では、2006年から国家語言資源モニタリング研究センター、商務印書館、新浪網などの共同主催による「今年度の漢字」が選出されていますが、2014年度の世相を表す漢字が20日に発表されます。候補に挙げられた"夢、廉、霾、房、倹"などから、果たしてどの漢字が選ばれるのか。中国における「今年度の漢字」選定の背景を紹介いたします。(Yan)

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 二時間目【CRIインタビュー】(コラムニスト・須賀努さん)

 聞き手:王小燕

 今週と来週はアジアを股にかけご活躍中のアジアンウォッチャーで、コラムニストの須賀努さんにお話を伺います。

 須賀さんは日系金融機関在職中に上海留学、台湾2年、香港9年、北京5年の駐在経験をお持ちで、現在はタイのバンコックに長期滞在しながら、中国・東南アジアを中心にお茶を訪ねる旅を重ね、コラム、旅行記を執筆しています。

 今回は須賀さんと中国とのかかわりをめぐり、お話を伺います。

 1981年、日本における第一次シルクロードのブームを背景に、大学に進学した須賀さんは、「中国語を専攻したのは、間違いからだった」と振り返ります。

 そして、その後職場から派遣された上海留学。1980年代半ばの日本人青年が体験した当時の中国とは。その後、日本のバブル経済の進展や国際化の歩みと共に、須賀さんの海外滞在の期間も長くなってきました。それに伴って、中国を始めとしたアジア諸国とのつながりも濃厚なものになってきました。その中からその後の人生につながるキーワードをどう見つけ出したのか。エリートコースをたどりながらも、自分らしさを見つけ出そうとした日本人元サラリーマンの奮闘ぶりをお聞きください。

 【須賀努(すが つとむ)さん】

 1961年東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。金融機関在職中に、 上海語学留学、台湾、香港、北京での駐在経験を持つ。 2011年退職後、時事通信社「金融 財政ビジネス」、NHK「テレビで中国語テキストコラム」など中国を中心に東南アジアを広くカバーした執筆活動にも取り組む。なお、お茶をキーワードにした旅、「茶旅」を敢行し、その国、地域の経済・社会・文化・歴史などを独特な視点で読み解き、ビジネスへのヒントとしている。霞山会「東亜」に茶に関する連載あり。

 主な著書に『ミャンマー お茶を食べる国の物語』(ニューコン株式会社、2012年10月)

 須賀さん主催「寺子屋チャイナ」:

 http://www.yyisland.com/yy/terakoyachina/

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 三時間目【ライフマガジン】

 担当:王頴頴、大野清司

 ○経済青書発表、来年の経済成長率は7.5%

 中国のGDP成長率は、今年は7.7%に達すると見られていますが、来年は約7.5%となる見込みです。中国社会科学院は10日、経済青書を発表し、中国経済の今後の情勢に関する同院の予測を明らかにしました。

 ○2014年の日中共同制作映画 劉詩詩と長澤まさみが競演

 1980年代初め、日中両国は映画分野での交流と協力を開始し、両国の人々の心に美しい思い出を残しました。ここ数年は特に新世代の映画関係者が日中両国の青年の交流と成長に共同制作の重点を移し、そこから生じる友情や親しみの気持ち、愛情を描いています。2014年に期待を集める日中共同制作映画が2本あります。1本は劉詩詩(リウ・シーシー)と三浦春馬主演のラブロマンス、もう1本は日中の第一線で活躍するスターが集まった作品です。こちらは長澤まさみの演技が際立っているということです。王穎穎

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