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11月19日 火曜日

2013-11-19 20:34:07     cri    


 一時間目 【チャイナエクスプレス】(改革深化決定、暮らしに及ぼす変化など)

 担当:王小燕、吉野綾子

 今週は「三中全会」閉幕後に発表された『改革の全面深化に関する若干の重要問題に関する中国共産党中央の決定』を取り上げます。2020年までに、"中国人の暮らしにおそらく起きると考えれらる変化"という視点から、「決定」の内容を紹介してまいります。

 合わせて、吉野綾子の安徽省での取材の見聞や王小燕の欧州旅行で感じたこともお聞きください。

 なお、この16日に閉幕したローマ映画祭ですが、日本映画では、前田敦子主演、黒沢清監督作「SeventhCode」がインターナショナル・コンペティション部門で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞に輝きました。そして中国映画では、ロック歌手・崔健が初めて監督を務めた作品「藍色骨頭(Blue Bone)」が「Special Mention」にノミネートされました。番組の最後にこの映画の主題歌をお送りいたします。

 二時間目「CRIインタビュー」(学者・村田忠禧さん 領土問題の起源)

     聞き手:王小燕

 今週は、この年10月27日、著書『日中領土問題の起源―公文書が語る不都合な真実』が中国の社会科学文献出版社から翻訳・出版された横浜国立大学名誉教授の村田忠禧さんにお話を伺います。

 学生時代、日本の歴史への濃厚な興味から第二外語に中国語を選択しました。

 「その後、こんなに長く中国とかかわりを持ち続けるとは、当時は思いもよりませんでした」と目を細めながら当時を振り返ります。

 インターネット上で公開されている公文書をフルに活用して行われた研究結果を『日中領土問題の起源』にまとめています。現在上巻では、公文書の徹底研究で領土問題の起源を突き止め、これから執筆予定の下巻では両国が現状を抜け出す方法を探るそうです。

 村田氏は公文書に一体どのような「不都合な真実」を見、また、半世紀あまりにわたって中国の激動と共に過ごした自らの半生をどう振り返るのか。ぜひ番組をお聞きください。

 【村田 忠禧(むらた ただよし)さん】

 1946年生まれ、横浜国立大学人間科学部元教授。

 2012年3月定年退職、現在は横浜国立大学名誉教授。

 東京大学文学部中国文学科卒、同大学院博士課程中国哲学専攻単位取得、満期退学。

 専門は中国現代史、現代中国論、日中関係論。

 主な著述

 『日中領土問題の起源―公文書が語る不都合な真実』(2013年6月、花伝社)

 『尖閣列島・釣魚島問題をどう見るか―試される二十一世紀に生きるわれわれの英知』 (隣人新書 (07))(2004年)

 『現代中国治国論』(許介鱗との共編)勉誠出版 

 主な翻訳書

 翻訳共著『毛沢東伝(1893‐1949)〈上〉』 みすず書房

 翻訳共著『毛沢東伝(1893‐1949)〈下〉』 みすず書房

 『周仏海日記』みすず書房

 『日本軍の化学戦 中国戦場における毒ガス作戦』大月書店

 三時間目 「ライフマガジン」(一人っ子政策の緩和など)

    担当:王穎穎、大野清司

 一人っ子政策の緩和に対する中国社会での受け止め方、先週の11月11日に行われたネットショッピングのセールが、今後の中国の電子商ビジネスのあり方にもたらす影響についてご紹介します。

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