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一時間目【チャイナ エクスプレス】(北京国際デザインウィークなど)
担当:王小燕、大野、王穎穎
連休明けにお届けする今週の「チャイナエクスプレス」。前半は、2つのトピックスを取り上げます。
① 北京国際デザインウィーク(26-3日まで)、日本人デザイナーの姿も
09年から毎年開かれている「北京国際デザインウィーク」。今年は日本からの建築家・黒川雅之さんや、デザイナーの原研哉さんなどが関連のイベントに出席しました。
黒川さん著『素材と身体』の中国語訳の発表会も期間中、行われました。また、北京の下町「大栅栏」のサイトシステムをデザインした原さんの講演会には溢れんばかりの人が殺到し、会場に入りきれなかった人たちも大勢いました。
② CCTV朝の報道番組班の新企画:アンケート「自宅で食事しますか」
昨年の国慶節連休中に、街角インタビューで「お幸せですか?」と聞いて話題になったCCTV(中央テレビ)。今年は20都市の5000人あまりを対象に「自宅で食事しますか?」とたずねました。3分あまりの短編に編集されて放送されましたが、実に様々なリアクションがあり、抱腹絶倒のものや、涙をさそうものもありました。
このような企画が行われた背景には、中国社会の変化が見えます。日本の高度成長期の経験などもふまえて、スタジオで話し合います。
後半は定例のシリーズリポート「青海省の取材から」。今週は、国の無形文化遺産に登録されたチベット民間文化の伝承人たち伺ったお話をお送りいたします。今回は、男女が愛情を確認しあうために歌う即興の歌「ライ」の伝承人2人をご紹介します。海南チベット自治州共和県の「ライ館」での見聞も合わせてお聞きください。(王小燕)
二時間目【CRIインタビュー】(いき一郎さんの秋の古代史教室~2)
半世紀あまりにわたって古代史を研究してきたジャーナリストのいき一郎さんに、日本列島と中国大陸、朝鮮半島との有機的なつながりについてお聞きする、講義の2回目です。
古代日本列島の人口増には自然増のほか、社会的要素はなかったのか。
中国と日本の古代交流史を語る上での象徴的な事象、「徐福東渡」。中国と日本の学者、着目点の違いは。
そして、日本各地に散在する盛り土の巨大古墳はどのようにしてできたのか。
さらに、日本各地から出土されている銅鐸。中には、意図的に砕かれて埋葬されたものもあります。それはどのような権力の移り変わりを反映するのか。
かの有名な『魏志倭人伝』にも登場する卑弥呼の邪馬台国はどこにあったのか?
今回の講義では、いき先生が散在する歴史の真珠を一つ一つつなげて、一本のネックレスにしていきます。
ぜひお聞きください。
(Yan)
三時間目【ライフマガジン】 担当:王穎穎 大野清司
旅行法の内容と国慶節連休への影響
「中華人民共和国旅游法」が10月1日から新たに施行されました。旅行に関する総合法規が可決されたのは中国では初めてで、最大の改変点はツアー行程へのショッピング店の組込み禁止と現地旅行先でのオプショナルツアーの販売禁止です。
その影響で、中国から海外へのツアー価格が高騰しています。注目される日本への基本ツアー価格については、5,000元から6,000元程度と他アジア諸国と比べると低めに抑えられると見られています。これは、日本国内の手配や現地ガイドは他のアジア諸国に比べると、強引な斡旋や強制販売を比較的抑制していることが大きな理由です。
香港のあるみやげ物店では、10月1日の売り上げが昨年比90%のマイナスと鳴り、早速旅行法の影響が出ています。しかし、香港小売業管理協会の会長は、今回の法律により観光客は自分の目当ての店での買い物により多くの時間を使うことができるようになるとし、「長期的に見れば、香港が真の『ショッピング天国』になることにプラスに働くだろう」と話しています。(ooeiei)
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