会員登録

10月1日 火曜日

2013-10-01 18:03:17     cri    

一時間目(国慶節連休、中国人の海外観光など)

 担当:王穎穎 大野清司

 【各地の話題】

 25日、韓国観光公社がこのほど発表した情報によれば、10月1~7日の国慶節(中国の建国記念日)連休に中国本土から韓国を訪れる観光客は15万人に達すると見込まれています。

 一方、中日関係緊迫化で激減していた訪日中国人観光客が回復しつつあります。日本政府観光局によると、今年8月の訪日中国人は16万2500人と単月で今年最多となりました。前年同期比でも14.6%減で、昨年9月以前の85%の水準まで回復。日本の観光業界は、中国では9月に中秋節、10月に国慶節などの連休が続くことからさらに増加が見込まれると期待しています。

 【王小燕の青海省取材リポートから~その④】

 青海省におけるチベット医学の発展を引っ張っているキーパーソン、艾千措(アイチエンツオ)さん(写真)にうかがった話をご紹介します。

 アイチエンツオさんは青海省チベット病院の院長、金诃藏医薬集团の会長、青海チベット医学院の院長という要職を一身に引き受けている方です。病院、医学院、研究院、製薬、博物館という五つの面からチベット医学の発展に取り組んでいます。キーパーソンの目に映ったチベット医学の発展がぶつかっているネックとは?

 キーワードチャイナ:「7連休に結婚式7回」でお祝い貧乏、ネットで共感集まる

 陳さんはここ数日、憂鬱な日々を過ごしています。その理由は、結婚式の招待状を7通も受け取り、国慶節(中国建国記念日、10月1日)の7連休のうち、前半5日間の予定がすべて結婚式参加になったためです。さらに、お祝いに計5888元(約10万円)も包まなければならず、1カ月の給料が飛んでしまいます。楽しい連休のはずが休みもお金も同時に消えてしまうわけです。(王穎穎)

二時間目「CRIインタビュー」(いき一郎さんの秋の古代史教室~1)

 秋は読書の季節、文化の季節。これにちなんで、今月はジャーナリストで、古代史研究家いき(壱岐)一郎さんの古代史教室を三回シリーズでお届けすることにします。

 一回目の今週は、いち一郎さんの自己紹介と古代史研究をする時の問題意識などを伺います。

 自称「古代華僑」のいきさんは、「壱岐」という苗字のルーツについて、「中国西安からの柳さんの子孫。いま、日本には1600人から2000人ぐらいしかいない」と言います。 

 中国との切っても切れない縁を背負って生まれたいきさんは、「徐福」の研究者でもあります。

 今から2200年前に、秦の始皇帝の命で不老長寿の仙薬を求めて、5000人の童男童女を東のほうに派遣したという言い伝えは、単なる伝説に過ぎないのか、それとも史実なのか。徐福研究に見える中国人学者と日本人学者の着目点の違いは何か。

 いきさんたち市民派歴史勉強会の成果として、昨年、ミネルヴァ書房から『ゼロからの古代史事典』が出版されました。いき一郎さんと仲間十数人が十数年かけて書き上げた著作です。中国の史書にある古代日本の記録を掘り起し、中国大陸や朝鮮半島との人的、文化的つながりに着眼した新たな古代史像を紡ぎだそうとする試みです。

 「優れた古代史は優れた現代史でもある」といういきさん。この本に寄せた思いは?

 ぜひ番組をお聞きください。

 (王小燕)

 「いき一郎さん」

 1931年東京都生まれ。東北大学法学部卒業後、九州朝日放送で30年勤務。その後、北京放送勤務を経て東海大学、沖縄大学で教べんをとる。日本記者クラブ会員。

 主な著書に

 邪馬壱(台)国"発見"記(1983)

 北京放送365日(1991)

 扶桑国は関西にあった-中国正史の倭国九州説(1995)

 徐福集団渡来と古代日本(1997)

 映像文化論・沖縄発(2000)

 ゼロからの古代史事典(共著)(2012)

三時間目 ライフマガジン(急成長の中国映画市場)

 担当:王穎穎 大野清司

 9月22日、世界最大級規模の映画スタジオ・東方影都(オリエンタル・ムービー・メトロポリス)の起工を祝うセレモニーが中国山東省青島市で行われ、米俳優レオナルド・ディカプリオはじめ、ニコール・キッドマンやキャサリン・ゼダ=ジョーンズ、ユアン・マクレガーといったハリウッドスターが出席。まさに世紀の祭典となりました。

 東方影都は、中国の大手コングロマリット・万達集団が投資し建設する映画スタジオ。広大な敷地の中に、映画産業区や大型ホール、ホテルや娯楽施設などが作られる。2016年6月に第1期工事が完成し、2017年に正式開業予定。「東方のハリウッド」と銘打ち、2016年9月からは青島国際映画祭も開催する予定です。

 万達集団といえば、元は大連に始まったデベロッパーですが、映画館を中心にショッピングモールやオフィスビル、高級ホテルなどを組み合わせて巨大な施設を中国各地に建設しています。アメリカのシネコンチェーンも買収して話題になりました。

 今年上半期の中国映画市場の勢いはすさまじく、上半期の全国映画興行収入は6月末の時点で109億元(約1700億円)に達し、前年同期の80億7000万元から大幅に増加しました。上半期には興収1億元(約16億円)を突破した映画が計26本、ハリウッド映画13本、中国語映画13本となっています。国産映画の興収は計約65億元で、全体の60%以上を占めており、海外映画との競争の中で優勢を保っています。(王穎穎)

関連ニュース
関連写真
v 9月24日  火曜日番組の紹介 2013-09-24 20:43:02
v 9月17日  火曜日番組の紹介 2013-09-17 20:04:13
v 9月10日 火曜日 2013-09-10 18:18:21
v 9月3日 火曜日番組の紹介 2013-09-03 19:12:08
v 8月27日 火曜日番組の紹介 2013-08-27 18:57:58
v 8月20日 火曜日番組の紹介 2013-08-20 20:42:47
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS