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3月9日 中国の旅

2012-03-09 19:42:23     cri    

長寿不老の地、広西の東興市を尋ねる






















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 中国とベトナムの国境にある広西チワン族自治区の東興市は、東南部は北部湾に接し、西部はベトナムと国境を接しています。面積540.7平方キロに11万人が住んでいます。そのうち漢民族のほか、京(ジン)族、チワン族、ヨウ族といった少数民族が暮らしています。2010年10月、東興市は中国高齢者学学会によって中国の長寿の地という称号を授けられました。これで東興市は全国で16番目の長寿の地となりました。今日の番組では、広西の長寿の地、東興市に暮らす元気なお年よりをご紹介します。

 今年104歳になる京族の阮(ゲン)傑忠さん。99歳になる奥さんと、73歳の娘さんがいます。ゲンさんは、毎日、粗食を心がけています。阮さんは性格が明るく、知らない人とでもすぐに仲良くなります。毎日楽しく過ごしているようです。今の生活の様子について次のように紹介してくれました。

 「今は年をとって仕事はできません。普段は食事の後、歌を歌いに行きます。多くのお年寄りがここで集まって合唱します。特に8月1日と15日の祭り日には、全ての京族が数日間、歌を歌い続けます。それはもう楽しいですよ」

 東興市が長寿の地に授けられた理由。実はここには百歳以上の高齢者が18人、99歳が15人、90歳以上、99歳以下は500人あまり、80歳以上は2770人います。来年は15人が百歳を迎えます。

 そしてここには他の長寿の地にはない特徴があります。ほかの15ヵ所の長寿の地はほとんど山間地帯にあり、人々はあまり豊かではありません。しかし東興市の人々の生活は豊かです。東興市とほかの長寿の地の違いについて、東興市民政局の劉永勝局長は次のように述べました。

 「東興市は国境線付近にある町の中では初めて長寿の地となりました。ここの百歳以上の高齢者の男女の割合は半々ですが、ほかの地域では2対8ぐらいで、女性が圧倒的に多いんです。そしてここは亜熱帯で、世界でも認められた長寿地帯なのです。東興市の人々がどうして長寿なのか、その原因については中国高齢者学学会が現在も調査を進めています」

 東興市は空気がきれいで、環境が美しいところです。専門家が空気を分析した結果、ここの空気にはマイナスイオンがたくさん含まれているがわかりました。ここでは森林、田畑や路地でも、シラサギをはじめとする様々な鳥が飛んだり、餌をとったりする風景が見られます。

 きれいな空気、水といった環境は人々が長生きする理由の一つです。しかし、100歳を越える高齢者には、どんな長生きの秘訣があるのでしょうか。生活習慣や普段の食事、たくさんの興味を抱えながら劉景明さんの家を訪ねました。

 劉景明さんは今年101歳、妻も90歳を超えています。夫婦2人ともとても元気です。子どもが6人いて、今は4世代が一緒に暮らしています。

 劉さんは、朝食にはお粥、昼食と夕食にはご飯を食べます。普段のおかずは野菜と魚が中心です。肉も良く食べますが、赤身より、脂身が好きだそうです。東興市の高齢者は、心穏やかに、食事の面では好き嫌いがなく、バランスよく栄養を取っています。東興市は海が近いので、人々は毎日魚介類を食べています。それからよく口にするのは現地でしか取れない山芋だそうです……(任春生)

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