さて、次は78キロ級銅メダル争いの3位決定戦です。試合に参加した濱田尚里選手は試合の後、「力がないので、また練習して頑張ります」と涙をにじませながら語りました。濱田選手がんばれ！！

　そして日本初の金メダルが誕生しました。羽賀龍之介選手がフランスの選手を破り優勝しました。取材されている最中に、羽賀龍之介選手は自分が日本勢の初の金メダルを獲得したことを聞き、「いい流れになってくればいいと思います」と今後の日本チームへの期待を語ってくれました。

　その後の柔道女子78キロ級で、中国の秦茜選手が韓国の選手を破り優勝し、中国の初金メダルを取りました。そしてこの日、柔道の試合がすべて終了しました。私は再びフェンシング会場に移動しました。

　まさにここでの試合も終わろうとする頃、目に飛び込んできたのは、各記者の取材を受けているフェンシング女子エペ個人の銅メダルを獲得した下大川綾華選手の姿でした。下大川選手、おつかれさま、そしておめでとう。（万）