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 <夏季ユニバ>シンプルな開会式が好評を得る

2011-08-13 14:18:18     cri    
 第26回世界ユニバーシアード競技大会が12日夜、中国の南の都市深センで開幕しました。世界各国からの大学生選手が一堂に会し、シンプルにまとめられた開会式はメディアや観客から高い評価を受けました。

 今回のユニバーシアード競技大会の開会式は四つの部門で構成されており、それぞれのテーマは「世界の再会」、「未来の幕開け」、「文明の融合」、「夢のリレー」でした。開会式の理念は「スポーツを尊び、セレモニーを重んじ、選手を主役に」で、青春とスポーツの美が描かれ、パーティーのような雰囲気が演出されました。さらに「セレモニーを重んじる」、「環境保護と低炭素」、「シンプル」、「深センの精神」などの理念が強調されました。

 世界各地の選手やメディアはこの開会式を高く評価しました。

 イタリアの青年ガブリエロさんも開会式を思う存分楽しみました。

 「人々は情熱に溢れ、楽しいひと時を過ごすことができた。時間はちょっと長かったけど、音楽がとても美しく完全に魅了された。今回の開会 式は世界文化をモチーフにしたもので、細かいところまで環境保護や省エネに工夫している。これはきっと今大会の良いスタートになるだろう。」と語りました。

 北京オリンピックや広州アジア大会の開会式を現場で見たことのあるベテランジャーナリスト「香港商報」の社長黄揚略さんは夕べの開会式について、「スポーツ理念とセレモニーへの基本に返り、余計な内容はなく非常にシンプルだった。また、文化、イノベーション、科学技術が一体化され開放と革新の精神を表していた。世界各国からの友人を大歓迎する気持ちがよく伝わってきたし、グリーンの理念に満ち溢れ、環境保護の意識が終始貫かれていた。オリンピックやアジア大会と違って新鮮な感じがした。」と話しました。

 ロシアの新聞「五輪の道」の編集長、サンクトペテルブルグスポーツ記者協会のタティアナさんは開会式を見た後、歓喜の涙をこぼしました。

 「今回の開会式は非常に素晴らしく、まるでアニバーサリーのお祭りのようだった。中国だけでなく、世界各地の選手たちのお祭りと言えると思う。中国の人々はとても親切だしボランティアたちは情熱的で、行き届いたサービスを提供してくれた。深センの市民もスポーツに大きな関心を寄せている。中国は完璧なホスト国になれると思う。」と語りました。

 また、今回の開会式では花火の打ち上げなどは行われませんでしたが、これについて深センの市民は「環境保護への配慮は世界のトレンドにぴったりだ。」と賞賛の意を表しました。

 「青春の大会」とも言える夏季ユニバーシアードですが、好調なスタートが切られ、これからの熱戦からも目が離せません。

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