早いもので、2011年ももう半分終わろうとしています。ここ数日、北京放送の庭で蝉が鳴き始め、季節は本格的に夏に入りました。
夏は雨のシーズンです。豪雨の多い今年は、豪雨にも耐えられる都市排水システムの整備が中国で注目を集めています。
先週、北京は稀に見る豪雨に見舞われました。一部のエリアでは、滝のように降った雨で道路が川に急変し、車の通行や地下鉄の運行も影響を受けました。雨は夕方に降り始めたため、その晩は、帰宅が遅くなった人も数多くいました。
同様の問題は、武漢などの都市でも起きています。都市の本当の実力は、地上に増え続ける高層ビルよりも、見えない地下の下水パイプラインに現れるとまで言われています。
さて、今週の番組は、週初めに発表された個人所得税課税標準の引き上げのほか、北京・上海間高速鉄道の開通を受けての航空会社の対応を取り上げます。
日本では、東日本大震災の後、海外からの観光客が激減しました。一日も早く観光客に戻ってきてもらうよう、観光都市・京都の有志の方々が奔走しています。そして、この夏、京都文化観光使節団が結成され、北京で京都の魅力をPRするイベントを開催することになりました。中国人の京都観光、そして、イベント開催に寄せる期待、また、中国の観光客の反応を取材しました。(王小燕)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |