東京のリスナー・細谷正夫さんからのメールで、「東京は先週の土曜日に梅雨入りした」ことを知りました。
例年よりも早く入梅した日本と同様、中国の長江流域も例年より3~5日入梅が早まり、この6月半ばから梅雨に入るという予報がありました。
長江は世界有数の大河川に数えられています。しかし、中下流地域の今年初めからの降水量は、例年に比べて4割から6割少なく、1961年以降で、雨の最も少ない年となっており、干ばつは楽観できない状況にあります。梅雨が早く来るのはありがたいのですが、その分、梅雨明けも早くなりそうで、旱魃の解消にはあまり効果がないようです。
こんな雨を待ち望んでいる中国からお届けする今週の経済直行便、最新の経済動向のほか、熱気溢れる中国の芸術品市場にスポットをあてます。
中国の代表的なオークションハウス「中国嘉徳」による春のオークション大会がこの25日、北京で終わりましたが、取引総額は53億元(日本円660億円)を超え、四半期ごとに開かれるオークション大会では、中国の新記録を更新しました。同社の発表したところでは、今回のオークション大会には、4つの世界記録が誕生したことで注目されています。2009年秋以降、ぐんぐん伸び続けてきている中国の芸術品市場を、関係者はどのように受け止めているのでしょうか。(王小燕)
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