会員登録

ポスト万博の上海、新たな出発へ(後半)

2010-11-04 10:41:48     cri    
























autostart="true"
















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/101104shibo.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"











width="300"

height="44">

 「より良い都市・より良い生活」、これは上海万博のテーマです。都市と自然の調和を強調し、エコなライフスタイルを提唱するため、上海万博は初めて「ベストシティー実践区」を設けて、およそ80都市の実践ケースが再現されました。例えば、ロンドンのゼロ炭素館では、残飯で発電する技術が展示され、ドイツの都市ハンブルクの展示ケース「ハンブルクハウス」では、電気やクーラー、暖房を使わず、室内の温度を常に25度に保つことができる技術が展示されました。日本の大阪もベストシティ実践区に登場し、「環境先進都市・水の都大阪の挑戦」をテーマに、水を活かした持続発展可能な都市づくりを行ってきた大阪の環境技術や取り組みを紹介していました。これらの展示ケースは万博期間中、中国の各都市の注目を集め、様々な協力協定が結ばれました。世界中の優れたエコ技術を集めたベストシティー実践区、これからは中国全土で広がります。『より良い都市・より良い生活』、万博の夢は現実に変わりつつあります。

 10月16日、この日に上海万博の入場者は100万人を突破しました。上海万博の来場者は、中国人が圧倒的に多かったです。中国人の万博への情熱が会場の至るところで見られます。開園1時間後の朝10時、人気パビリオンのサウジアラビア館やオイル館の入館までの待ち時間は8、9時間となりました。にもかかわらず、長蛇の列はまだまだ伸びています。20分ほどの展示映像を見るため、8時間以上も待つのです。中国人の万博への情熱は世界を驚かし、そして感動させました。実は、今中国でどこの映画館へ行っても3D映画を簡単に見られます。それなのに、なぜわざわざ万博会場へ行って時間をかけて、展示映像を見るのでしょうか。何人かの入場者に聞いたところ、答えは皆、ほぼ同じでした。それは、「せっかく万博が中国にやってきたから、中国人としては、どうしても一度行ってみたい」という非常に素朴な答えでした。

 このように素朴な考えを持っている中国人が大勢いるからこそ、万博の成功が現実のものとなりました。ほとんどの人にとって、これは人生で初めての万博で、身近に世界と触れ合う初めてのチャンスなのです。一方で、人数とか数字などは別にして、万博はただの展示場ではなく、人との触れ合い、夢との出会い、思い出を作る盛会でもあります。これは上海万博が中国人に与えた一つの大きな財産とも言えるでしょう。

 また、残念ながら万博会場に来られない方にも上海万博を楽しんでもらうため、「オンライン万博(www.expo.cn)」が開設されました。インターネットを利用して、オンラインで万博の旅を体験できます。しかも、オンライン万博は万博閉幕後も運営されますので、上海万博はある意味では「永遠の万博」とも言えるでしょう。

 「万博オンエア」、今日はスペシャルとして、上海万博の盛況振りや、感動的な瞬間を振り返ってみました。そして、「万博オンエア」、このコーナーは今週で最後となります。長らく、お聞きくださったリスナーの皆さん、どうもありがとうございました。しかし、今後も万博の成果や影響、上海の発展振りなど、ポスト万博の様子も「イキイキ中国」でご紹介しますので、ぜひご期待ください。(エーリン 11/04終わり)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS