会員登録

記者日記(取材二日目)

2010-08-14 17:54:30     cri    

 取材2日目の13日は快晴で青い空が広がりました。

 記者は揃ってハルビン市の有名な観光地―「シベリアトラ園」へ取材に行くことにしました。


シベリアトラ園の入り口

 「シベリアトラ園」は面積およそ110万平方メートルで、世界で最大のシベリアトラの飼育と繁殖の基地で す。そして保護、科学研究、飼育、繁殖、観光を一体化させた総合的な企業でもあります。観光収入が保護と科学研究の経済面を支え、逆に保護と科学研究が有力な観光資源となっています。

 トラ園を案内してくれたガイドは、「かつてはシベリアトラ、華南トラ、ベンガルトラ、スマトラトラ、ジャワトラ、カスピトラ、バリートラなどがいたが、いまは、ジャワトラ、カスピトラ、バリートラは絶滅してしまった。シベリアトラは世界で絶滅危惧動物種とされ、70年代に世界保護動物種白書に登録された。それに伴い、中国も『中華人民共和国野生動物保護法』を制定し、シベリアトラは国家一級保護動物に認定された」と説明してくれました。

 「シベリアトラ園」には虎王区、種虎区(繁殖種の虎)、成虎園(成年の虎)、獅虎区(ライオンと虎が共に暮らす区)、歩行区、観虎台(虎を上から見下ろす場所)などがあります。


特殊な観光バス

 虎を「近距離で見たいという」観光客の要求に応え、「シベリアトラ園」は車体が檻のようになった特殊な観光バスを作りました。観光客は近距離で虎を見ることができるだけでなく、鴨と鶏を投げて虎に食べさせることもできます。どう猛な虎は後ろ足で立って、バスに乗っている観光客に食べ物を求めてきます。これは非常に刺激的な体験です。

1 2
関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS