中国では新年は、旧暦の正月を祝います。大晦日は2010年の2月13日です。日本と比べるとまだちょっと先のことなんですが、私の周りの人は、新年の7日間連休をどのように過ごすかという話はもうおしゃべりの中に出てきました。
これまでの中国の伝統的な過ごし方は、一家団欒を楽しむということです。経済が豊かとなり、人々の生活スタイルが多元化して、みんなは昔の新年の過ごし方に満足せず、いろいろな新しい過ごし方を考え出しました。たとえば、東北部の寒い地域に住んでいる人は、常夏の広東省や海南島に行って、新年の一週間の連休を過ごします。逆にずっと南国に住んでいる人は北方地域の雪と氷の世界を楽しむため、黒龍江省のハルビン、チチハル、吉林省の長春に行って、スキーやスケートなどを楽しみます。
さらに、経済的な余裕をもつ人は、家族で海外旅行に行きます。最近、人気のある国は、アメリカ、ヨーロッパの国々、中国周辺の日本、韓国、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールなどがあります。
海外旅行といえば、最近、中国国家観光局は、カナダが中国人の観光対象国になったことを発表しました。今、関連手続きなどの細かいところについて、両国の関連部門は、準備作業を行っているということです。観光業の関係筋によりますと、数ヵ月後には、中国人はツアーに参加し簡単にカナダにいくことができるようになるそうです。
カナダは中国人にとっては親しみのある国で、今後観光ツアーができたらより多くの中国人はカナダ観光に行くでしょう。(担当:任春生)
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