中国の国際的な地位が絶えず向上し、中国文化が世界でますます認められています。中国語の勉強などで、毎年、数万人以上の外国人が中国へ留学に来ています。シリーズ番組「外国人が語る中国の色々」、八回目は北京で中国語を勉強する2人の外国人留学生をご紹介します。
今年61歳のダンニア・オルフさんにとって、中国との縁は15年前に遡ります。当時、テレビ局に勤めていたダンニアさんは仕事の関係で中国を訪れました。
「15年前、初めて北京を訪れました。当時の北京では、車が余り見えず、ビルやレストラン、ホテルなども少なかったです。とても静かな町でした」
それから十数年の後、ダンニアさんは再び北京を訪れました。北京の変化に対し、彼はびっくりしました。
「15年後の北京にびっくりしました。全く変りました。中国の経済や、文化、人々のライフスタイル、すべてのことに興味を持ちました」
中国の発展はダンニアさんを引き付けました。そして、彼は中国語を勉強する意欲が湧き上がりました。定年になってから、ダンニアさんは家族を説得してロンドンのマンションを貸して、夢の土地・中国へやってきました。
「中国は世界の大国で、歴史の中で、閉鎖的な一時期があったものの、今は全く違います。中国は西側諸国と平等で、中国語を勉強して、中国文化を理解することは、とても面白いと思います」
ダンニアさんは一年間留学するつもりでしたが、語学の上達が遅いため、2、3年間留まる予定です。
一方、カラム・イッサさんはオーストラリア人で、今年23歳です。イッサさんの中国語が上手で、スピーチコンテストに参加したり、中国語のテレビ番組に出演したりしています。実は、イッサさんは小学校の頃から、学校で中国語の授業を受けるようになりました。
「勉強すればするほど興味が湧き上がります。そして、中学校、高校も中国語の授業を選択しました。普段は中国語の映画を見たり歌を歌ったりしています」
イッサさんは何回も中国を訪れたことがあります。彼にとって、中国に対する一番の印象は急速な発展です。
「僕は4年前、中国に来たことがあります。1月に帰国して、6月に戻ると、道が分からないほど町の様子が変りました」
中国語の勉強はイッサさんに確実な恩恵をもたらしました。
「僕はオーストラリアで最も有名な法律事務所に入りました。別に法律の成績が優れたわけではなく、中国語が上手なので、採用されました。オーストラリアでは、上手な中国語は求人側にとって、非常に有利な条件だ」と語りました。
中国の国力の向上につれて、中国語を勉強したり、中国文化を理解したりすることはトレンドになりつつあります。「中国語」という歌も多くの外国人を魅了しました。(翻訳者:Lin チェッカー:吉田)
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