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タミール語部外国人スタッフが語る北京の30年

2009-07-19 20:45:06     cri    























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 改革開放を実施して以来、中国で仕事や生活をする外国人は鰻登りに増えてきました。CRI・中国国際放送局のタミール語放送がスタートして40年来、大勢のインド、スリランカ籍の外国人スタッフが働いてきました。今日は、異なる時期の中国を経験した外国人スタッフにそれぞれの思い出を語ってもらいます。

 カディリカ・チャラムさんが初めて中国を訪れたのは、1983年のことでした。中国で20年間を過ごし、20年間の変化をその目で見てきました。チャラムさんは、来たばかりの頃の光景を思い出し、「当時、日用品を買うには、配給券が必要だった。それが10年足らずの間に、スーパーに行けば何でも手に入り、輸入品さえ並ぶようになった。1999年、3度目に北京を訪れた時は、高層ビルが立ち並び、街もきれいになった」と語りました。

 「80年代の初めごろ、中国は開放されたばかりだった。当時の事は、今でもはっきり覚えている。北京に引っ越して来た時、まともなカーテンすら売っていなかった。生活用品を買うにしても、外貨券を持って遠くの友誼商店まで足を運ばなければならなかった。小さな配給券がすごく印象に残っている」と語りました。

 オール・インディア・ラジオ所属のラジャラムさんは、2003年から中国での生活を始めました。

 「僕が中国に来た時、ちょうど新しい政府がスタートした。鉄道の速度がぐんぐん伸びていった時期でもあった。同僚と一緒に列車で少林寺と深センに行ったのだが、北京から上海まで10時間足らずで着いた。この時、加速し続ける中国の勢いを実感した。外資が中国に入るとともに、中国の民族企業も海外展開を始めた。インドで、ハイアールやレノボというと、今では知らない人はいない」と語りました。

 この二人と比べて、現在、北京で生活しているマリア・マイケルさんと奥さんのメアリーさんは、はるかに恵まれています。欲しいものが手に入るだけでなく、張り巡らされた地下鉄に乗って、鳥の巣にオリンピック観戦に行ったり、国家大劇場にお芝居を見に行ったり、リニューアルされた前門に行ったりと、新しさと伝統を合わせ持った北京を満喫しています。

 晴れやかな歌声から、マイケル夫妻の一日が始まりました。この2年間で、中国の食事にも慣れ、最近では、ご近所さんたちと一緒に体を動かすなど、北京の生活に溶け込んでいます。

 二人の一番の趣味は、時間を見つけて、旅行をすることです。特に、北京の街をこよなく愛し、繁華街の王府井から小さな胡同まで、雄大な長城から近所の公園まで、古き良き北京の趣や北京の新たな活力が溢れる場所には、二人の足跡が残されています。天津、上海、西安、貴州を旅行してからというもの、二人は中国の国内旅行に夢中になりました。中国語は流暢ではありませんが、中国での旅行や日常生活には何の支障もありません。奥さんは特に「メイド・イン・チャイナ」を絶賛しています。

 「あちこち観光すると、やっぱりお土産をたくさん買っちゃうんだけど、母は中国製のサリーにぞっこんなのよ。意外でしょう?サリーっていうと、インドの民族衣装だけど、値段が安くてしかも質のいい中国製が人気なのよ」と語りました。

 マイケル夫人は、インドで中学校の教師をしていました。インドでは、既婚女性の90%が専業主婦なので、2年前、夫と連れ立って中国に来ることになった時は、マイケル夫人も専業主婦になる覚悟をしていたそうです。しかし、思わぬことに、中国でも教壇に立つ機会を得ることができました。2008年から、中国伝媒大学外国語学院の外国人教師になれたのです。マイケル夫人は、「私のチャイナ・ドリームは、まだ始まったばかりなのよ」と嬉しそうに語っていました。

 マイケル夫婦のように、中国で仕事や生活をする外国人がますます増えています。そのうち、インドからの人も少なくありません。マイケルさんの友人、モハン・バンダリさんとラジェフ・シンさんは、「チャイナ・ドリーム」を実現した典型的な例です。インドヨガの聖地であるリシケーシュ出身のバンダリさんは、ヨガのトレーナーでした。中国に来てヨガ教室を開き、3年足らずの間に、全国51店舗にまで拡大させました。27歳のラジェフ・シンさんは、4年前のウェイターから、今ではホテルの社長へと大変身をとげました。ますます多くの友人が自分と同じように中国で成功しているのを見て、マイケルさんは、とても嬉しく思っています。

 「中国の活力は、私たちに刺激をもたらしてくれる。ウェイターが社長に、ヨガのトレーナーがCEOになれる。中国は開放、寛容の姿勢で様々な人を受け入れている。チャイナ・ドリームを実現する鍵は、チャンスを物にすることだ」と語りました。

 マイケルさんはさらに「私の故郷タミルナドゥ省は、ラジオ孔子学院を設ける予定だ。今全世界で中国語ブームが起こっている。北京オリンピックは、世界に中国の新しい魅力を知らしめた。金融危機に対しても、中国は果敢な措置をとり、各国と共に対応している。世界における中国の役割は絶えず変化し続けている」と語りました。

 中国の発展にしたがって、ますます多くの外国人が中国を訪れるようになりました。絶えず発展する中国は、過去、現在、未来の中国と関わりを持つ人々から、熱い視線が注がれています。(翻訳:ooeiei)

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