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自動車の町だから?取材は自動車からスタート

2009-07-18 16:50:56     cri    

 

この車がほしい

 確かに、20万元から30万元クラスの車が、今、都市の市民の間で最も人気があります。2008年、中国の一人当たりのGDPが3000ドルに達しました。家庭用自動車販売の流れの中で、この段階はまさにピークに差しかったところで、今の中国は、まさにこの時期を迎えているのではないかと思います。金融危機が起き、アメリカの自動車会社が破綻し、日本などの自動車企業も大きく売り上げを減少させる中、中国の自動車市場はかえってさらに成長する傾向を見せています。第2四半期、中国の一部の自動車企業では、売り切れるほど販売が好調だったり、自動車企業の株価が上昇しています。中国はまさに自動車社会に入りました。そんなこともあり、外国の自動車企業の車が次々と中国市場に進出していますが、中国車の元気はちょっと足りないように思えます。もう少しがんばってもらいたいですね。

 身分証の開発がきっかけで誕生した企業

 午後の取材先は、長春市科学技術開発区にある鴻達ハイテクグループ有限公司です。この会社は、中国で使われる次世代の身分証の開発に参加し、住民データ収集システムを作るプロジェクトを担当したことから、数人の技術者が集まって設立されました。それ以来、鴻達公司は指紋識別システムとバイオテクノロジーの研究と開発に取り組むことになりました。この会社が創り出した様々な技術は、中国だけでなく、アメリカ保険業者安全試験所(UL)の認証やスイスに本部を置く世界最大級の検査および審査登録機関SGSの認定など国際的にも認められたものです。会社の展示室には、指紋識別システムが使われたアタッシュケースや、ドア、コンピューターなどの製品が紹介されていました。

 

指紋識別システムの関連製品

 「本人の指紋がなければ、カードがあっても銀行からお金を下ろすことができない」、「鍵をなくしても、指一本で家のドアが開けられる」、「本人の指紋でなければ、その人のコンピューターが目の前にあっても資料を見られない」……などなど、個人や国家の安全がより重視されている現在、指紋システムは私たちの身近な存在になりつつあります。この鴻達ハイテクグループの製品は中国の銀行業や、公安部門、病院などで使われているほか、海外にも進出しました。ちなみに、鴻達のものではないですが、CRIのコンピューターにもセキュリティのために、指紋システムが導入されています。この分野はますます注目されるようになると私は信じています。(Katsu)


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