親愛なる温首相、天津の人々を代表してご挨拶いたします。当面、大学卒業生の就職が最も迫っている問題で、これは数百万世帯の暮らしにかかわり、社会の安定を左右しています。政府の雇用政策は政府機関と企業の求人計画とにらみ合わせて定め、実際の雇用状況を考慮した上で求人計画を立てたほうがいいと思います。能力のある企業と政府機関は、社会的な責任を担い、就職難を緩和するため、できるだけ多くの大学卒業生を雇用する必要があります。一方、政府としても、大学卒業の雇用率を企業と機関評価での目安にすべきだと思います。企業は、利益だけを考え、リストラばかりに取り組んではいけません。一部の企業は、従業員の子供が親に取って代わって就職するという制度を導入してもいいと思います。つまり、従業員の子供が大学卒業生である場合、子供の専門知識などが親の職場の求人条件に見合い、親も繰り上げてリタイヤすることに賛成すれば、子供が親に取って代わって就職できるということです。親子だから、子供の職業訓練に親が立ち会って一対一で指導することができ、子供の技能達成にもプラスとなります。今から20年前、多くの若者はこういうやり方で職場が見つかりました。今日、一部の企業はこの方法を復活しようとしていますが、国の関連政策に違反する恐れがあるため、諦めました。国は企業と社会の力を生かして、多ルートを通じて就職問題を解決し、若者の成長に便宜を図るべきだと思います。

ネットユーザー「田舎者」より

　温首相、お疲れ様です。「大学生村官」についての質問です。（訳者注：大学生村官とは、農村部末端組織の管理能力を高めるため、大学卒業生を末端組織の幹部を務めさせることを指すか、またはその幹部を務める大学卒業生のこと。大学生村官は公務員ではなく、臨時雇用員である）

　現行の政策は実行しにくいと思います。一、任期満了後に公務員採用試験を受ける場合、採点された実際点数に5点を加算して最終得点にするという優遇政策があります。今の大学卒業生はみんな知識が豊かで、試験を受けることに強いので、私のような村官に5点加算してくれても、公務員採用試験に受かる自信がありません。二、自力で創業することも任期満了後の選択肢の一つですが、資金もないし、だれでも成功でするというわけでもありません。三、正式の雇用員契約を結ぶという選択肢もあります。しかし、村の財務状況はとても厳しくて、私たちは村の負担になりたくありません。温首相にこの問題を注目してほしいです。

ネットユーザー「公平」より

　温首相、こんにちは。お疲れ様です。今の就職問題について次のことを提案したいのです。

1、 多くの企業はリタイヤした従業員を再び雇っています。リタイヤした従業員の再雇用に制限を付けたほうがいいと思います。

2、 前日のテレビ報道によると、どこかに大学生就職訓練基地が設けられました。これはお金の無駄遣いで役に立たないと思います。卒業した大学生は、とりあえず企業で1年間ぐらい実習してもいいと思います。この期間の生活費は、政府からの生活補助金と企業にの手当てで補ってもいいのです。また実習してから仕事を探してもいいですね。こうして、大学卒業生の就職経験が不足している現象を改善することもできるでしょう。

ネットユーザー「都市部と農村部の調和の声」

　温首相、こんにちは。私は農村部から来た女性で、今は都市部の嫁ぎ先に住んでいます。今は小さな商売をやっています。両会議の代表と委員たち、私のような人たちの社会福祉にも関心を寄せてください。 

ネットユーザー：「50歳以上」より

　温首相、こんにちは。私は今年50歳です。金融危機の影響を受けて、会社にリストラされました。「契約を中止しないと、終身雇用になってしまい、会社の負担になる」と会社側がその理由を説明してくれました。私はこの会社でもう10年近く働いていました。リストラ後の再就職はなかなか難しいです。年金がもらえる60歳の定年まであと10年もあります。この10年間、家計を維持しながら、子供を学校に行かせることはかなり難しいです。私のようなケースはこれからどんどん増えていくと思います。私のような中高年の失業者の再就職に役立つ政策や法律の整備を期待しています。ありがとうございます。

ネットユーザー：「年のいった失業者の心の声」より

　温首相、お疲れさまです。私は50歳の失業者です。就職活動で数十社の企業を訪れましたが、雇ってくれませんでした。私は技術者ではなく、年も取っているからです。実は、雇ってくれる会社もありますが、月給は500元しか出してくれません。このお金で、どうやって子供を大学に通わせるか。50歳を過ぎた人に対して、毎月支払う社会保険料を半額にするほか、再就職の優遇政策を講じるべきだと思います。

ネットユーザー：「一時帰休者」より

　尊敬する温首相、農民出身の労働者はリストラされたら、実家に戻って農作業をすればいいでしょう。国が打ち出した一連の農民の権益保障政策の恩恵にあずかれます。広東省の珠江デルタ地帯の農村部では、20代の若者たちは仕事をしなくても、土地の賃貸だけで楽しい生活ができます。我々都市部出身の失業者は土地もないし、部屋もありません。我々の生活にも注目してください。