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住宅問題

2009-03-04 17:29:14     cri    
ユーザー名:幸せのために頑張る魚

 温首相、お疲れ様でした。私は地方から来たもので北京で働いていますが、間もなく甘粛省の蘭州に引っ越していきます。我々一般庶民が関心を持っている衣食住と交通の問題は住民の暮らしに直接かかわることですが、私が一番気になるのは「住」、つまり値段が高くてなかなか手が出ない住宅の問題です。甘粛省の省都蘭州市は、わりと辺鄙なところですが、不動産の価格はとても高いのです。蘭州の2008年8月の住宅価格は07年よりなんと10.7%上がり、その増加幅は全国の70の大中都市の中で4位に達しました。また、中古住宅の価格も11.4%上昇し、全国一の増加幅を記録しました。西部地域のほかの省を見ると、銀川と西寧の不動産価格も上昇していることがわかりました。しかし、東部地域と比べ西部の住民の平均所得はまだまだ低く、一般の人なら生涯働いても安い住宅しか買えません。ですから、この問題を早く解決しなければいけません。1平方メートルあたりの価格が平均月収の2倍を超えないのが私は合理的だと思います。

ユーザー名:余熱

 不動産価格について、次の4点を話したいと思います。

 1、中国では、都市部住民の85%、農村部住民の90%が住宅を持っています。そのほかに少数ながら居住に困難のある人でも政府の支援を受け、「保障性住宅(低所得層の生活を保障する住宅)」に住んでいます。だから今の不動産市場では、景気を刺激できる強い需要もなければ、住宅価格が高いため一般庶民には手を出せないという「民生問題」もありません。

 2、どんな国でも、経済の高度成長に伴って国民所得が増加し、インフレ率が上昇します。たとえば、中国の高級技術士の月給は、20年前は60元でしたが、いまはその100倍の6000元に上っています。住宅価格を見れば、昔は3DKなら1万元だったところは今は80万元もします。これからの20年も高度成長が続くと予想されているので、国民の大多数は、利下げなどによる損失を避けるため、銀行に貯金するよりローンをかけて住宅を買うことにしています。これによって財産の価値を保っているということです。

 3、中国では、いまの不動産価格には70年分の土地税の税額が含まれています。しかし外国では、土地税は、住宅を買う際ではなく買ってから住宅価格の0.2%という税率で月ごとに払うのです。70年とすれば住宅価格の1.68倍の税金を払うことになります。だから国内の不動産価格と比べる場合、海外の金額に2.68をかけてから比較しなければなりません。

 4、不動産取引に関連する税金が高すぎるのは、人的流動が激しいこの時代に相応しくないと思います。

ユーザー名:成熟のようで未熟

 温家宝首相に、銀行に対する監督管理を強化することを提案したいと思います。

 不動産市場の不安定の原因は、銀行が、不動産業界に対する貸付の基準を緩和しすぎ、長期のリスクを考えず短期の利益のみ見ていたことが大きいと思います。中国の不動産業は5年にわたる急速な成長を経て、2007年には膨張期を迎えました。住宅価格は高すぎて一般庶民にはなかなか手が出せないものの、銀行は依然として不動産貸付をむやみに増やしてきました。だから去年、金融危機が起きなかったとしても、不動産市場は今と同じような悪い状況になってしまったと思います。国民の少数が住宅の大部分を握っていて、1人で何軒もしくは何十軒も持っているのに対し、大多数は家一軒さえ買えません。こんな不動産市場は健全といえるものですか?少数の人が購買能力を発揮し、多数の人が1軒すら手を出せない今、不動産は値下げをしないといけないのではないですか。もし銀行がリスク対応システムを作っておければ、不動産価格が国民の多数の購買力を上回る場合、貸付を抑えインフレを避けることができ、不動産市場もいまのような問題が起こらなかったでしょう。私の提案が温首相を助けることができればと思っています。

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