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2008-12-26 12:05:09     cri    

 

 「黄団龍蟒」は帝王専用です。昔、黄色が中国では至尊の権力を象徴するので、帝王しか使えない色ゆえです。「蟒水」は「弯立水」であり、刺繍された模様は竜のほか、「八宝」(古銭、如意、珊瑚など8つの縁起がよい模様)と「八吉祥」(花、魚、傘など8つの縁起がよい模様)もたくさん刺繍されて、帝王の威厳があるイメージを浮き立たせます。

 

 「白団龍蟒」はほとんど粋であって上品な若い武将と凛々しい中年の武将に使われ、例えば、三国誌の周瑜、『轅門斬子』中の楊延昭などです。白色はもともと、さっぱりとした純潔な意味があって、人物のおおようで垢抜けした風采を強調する色です。「蟒水」は「弯立水」です。一般的に「蟒」を着る人物が首に「靠領」(武将専門用の「靠」の襟)をつけた場合、武将の身分を示すことです。

 「黒団龍蟒」を着る人物は、ほとんど厳かであって剛直な性格です。黒色は中国の昔から厳かな色で、古代の帝王が戴冠するときも黒い服を着ます。京劇の衣装はこういう伝統的な習慣を取り入れて、厳かな人物のほか、黒い隈取をする豪放な人物も黒い衣装を着ます。例えば、文臣の包公、武将の張飛、項羽、尉遅恭などです。「蟒水」は「弯立水」です。色彩の決まりは人物の描写にとって、象徴の意味が強調できることです。

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