9月29日からやってくる今年の国慶節の大型連休中、交通機関を利用して移動する旅客の数は、延べ1億人以上になると見られています。北京市運輸管理局の発表によりますと、全体の旅客数は延べ1億4547万人に達し、去年の同じ時期より32.8%伸びる見込みです。大型連休制度の見直しで、今年からメーデーのゴールデンウィークが廃止されたこと、また、年頭の雪害や5月の大地震の影響もあり、数多くの人が、旅行計画を国慶節の連休に設定したことが背景だと見られています。
なお、四川に行く観光客も、ここ2週間で増え続けていることが分かりました。中国国内の代表的な観光ウェブサイト「CーTrip」によりますと、現在、C-Tripを通して、四川に行く旅客の人数は地震の前を上回っています。6月に、省都の成都や峨眉山、楽山などの風致地区への観光が再開したものの、予約の伸び率が緩やかなものでした。一方、8月末、九寨溝や黄龍などの風致地区が再開されて、四川に行く観光客が急速に伸びたということです。(Yan)
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