4日付香港・経済通によりますと、中国石油最大手の中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ、CNPC)が、大規模なリストラに踏み切る見通しとなったということです。10月には北京支部の従業員を1万人あまりを削減する予定という。原油高による精製部門の大幅赤字を受け、社内のコスト圧力を緩和させることが狙い。支出の大きい人件費の削減に矛先が向いた格好だそうです。
CNPCの関係者によりますと、ガソリンスタンドの従業員からリストラを開始するという。天津、河北など華北地域の人員はすでに整理を終えていますが、今後さらにスリム化を図る方針。上海では09年からリストラを始めます。東北地域は油田を抱える生産基地であることから、リストラ作業は地域別で最後に回されます。また、コスト削減を目的に、各地に開設するガソリンスタンドは、セルフ式にするよう要求しています。
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