中国新聞社13日の報道によると、四川大地震の影響で、13日の中国大陸株式市場でA株相場は反落し、医薬、建設株は逆行高です。地震による事業活動への影響を公告発表できる状態にならないため、上海と深センの両証券取引所に上場する被災地エリアの企業計66社が、13日から株式の売買を停止しました。そのうち、上海証券取引所で45社、深セン証券取引所で21社です。
四川路橋、重慶路橋、岷江水電、楽山電力など66社は、その地震による事業活動への影響を公告発表する時まで、売買を停止します。上海証券取引所の関係者によると、一部の企業は13日中に取引所に状況報告が可能で、14日から売買を再開できる見通しです。
上海総合株価指数は午前の取引で一時3508.32まで下落しました。その後、被災地の復旧作業で需要が高まる医薬、土木関連株は逆行高でした。
専門家は、今回の大地震が高水準で推移する中国のCPI(消費者物価指数)の上昇をさらに後押しする可能性があると指摘しました。長江証券のアナリストによると、同省の養豚業は震源地から外れた南部に集中しているため、肉豚生産への影響は大きくないが、震源地周辺の道路網の遮断による交通まひが豚肉価格を押し上げ、インフレ圧力を高める可能性があります。
現地企業の影響については、インフラ、交通・運輸、観光業で被害が大きいとの見方を示しました。(翻訳・編集:ooeiei)
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