第10回北京国際自動車展覧会は22日、中国国際展覧センター新館で開幕した。組織委員会の統計では開幕初日の入場者は8万人を超えた。北京市交通管理局の念入りな指揮に恵まれ交通渋滞は2日前のメディアデーに比べある程度改善された。
展覧会は展示規模、水準、国際化レベル、記者人数などの面から史上最高を記録した一方、新館は先月末発足したばかりで周辺施設が整わず、とりわけ交通渋滞がひどく、観衆と出展企業に難題をもたらしたことで苦情も相次いだ。
日本、韓国、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド、オーストラリア、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、英国、チェコ、フランス、米国、中国、中国香港特別行政区、中国台湾省など18カ国・地域の企業、内訳で海外企業225社、国内企業1800余社、合わせて2100余社が出展した。また、出展自動車は890台、そのうちコンセプトカーは55台、多国籍大手は全世界で初登場する7車種、アジア市場で初登場する24車種を打ち出した一方、国内企業も数十の自主ブランドの新車種を捧げた。
2年に1回開催される北京自動車展覧会は中国で最も権威、影響力が最も大きく、幅広く認可されるトップショーとしてデトロイトショー、パリショー、フランクフルトショー、ジュネーブショー、東京ショーと肩を並べる。
国際慣例では4月20日ー21日は北京自動車展覧会のメディアデーで、記者向けに開放される。4月22日ー23日は専業観衆の見学デー、4月24日ー28日は公衆参観デーとなる。展覧会入場者人数は60万人を超え、史上最高を塗り替える見込み。(新華ネットより)
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