北京はアカシアの花が咲く頃となりました。白い房状の花から良い香りが風に乗って、漂ってきます。
こんな中、第十回北京国際モーターショー(22-28日)が開幕しました。来場者は過去最高で、68万人に達しています。会場は、北京首都空港近くの新国際展覧センター。展示面積はこれまで最大の18万平米。
「夢・調和・新境界」をテーマに、中国、ドイツ、アメリカ、日本、韓国、イタリア、フランス、インドなど18カ国と地区から、2000社あまりの自動車メーカーおよび部品メーカーが出展しています。全部で890台の車が出展しており、多国籍企業が世界やアジアで初公開する車31台、コンセプトカー55台が含まれています。このほか、市場で好評を得た車や外資系自動車メーカーが中国市場向けに出した自主ブランドや、中国の地場自動車メーカーの出したブランドなども注目されています。
例年と比べて、今年のモーターショーは、中国の地場自動車メーカーは目覚しい発展ぶりを見せています。たとえば、チェリー自動車だけでも29種類の新車種を展示しています。過去の値下げ路線から現在は、新車種が続々と生まれるという流れになっています。
今週の番組は、北京モーターショーの話題のほか、「靴下の町」、年間80億足の靴下を作る浙江省大唐鎮をご紹介します。エネルギー原材料の値上がりや人民元の切り上げを背景に、世界進出を目指している大唐鎮は、どのように取り組んでいるのか、番組をお聞きください。(王小燕)
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