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   2008-04-09 16:28:49    cri




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 日本列島はまだお花見の真っ最中のようですね。こちら北京のさくらはもうだいぶ散ってしまいました。しかし、桃、レンギョウ、もくれん、道端のスミレなどが次から次へと咲いています。それから、何と言っても、ポプラや柳の花が大陸の春らしい風景を織り成しています。黄緑の、小さな麦の穂のような形をしている花が咲いた後、種子が実ります。綿くずのようなふわふわとした、純白な毛がまわりについており、風にのれば、ひらひら、ひらひらと空中を舞う柳じょになります。

 最近、北京の最高気温は一気に20度を越えていますので、柳じょが降りる季節ももうすぐやってくると思います。

 4月に入ってから、日本の食用品などの物価上昇が国内でたいへん話題になったようですが、中国も4月以降、 大手メーカーが食用油を値上げする、などの動きが目立っています。世界的な原材料や農産品の値上がりが、中国にも影響が出ています。

 今週の番組では、こうした一週間の経済の動きをまとめたフラッシュバックのほか、「ビジネス最前線」では、中国の不動産大手・万科企業株式有限公司の王 石董事長の語る「日本」をお送りします。

 万科企業株式有限公司は中国の20以上の都市で不動産開発を手がけている会社で、この会社の董事長は無類の登山好きとして知られる実業家・王石さん。去年末、ここ数年、高騰し続けている中国の不動産市場は「すでにターニングポイントを迎えた」と言い、消費者に住宅を購買するなら、3、4年待ったほうが良いと提言し、議論を呼び起こした人物でもあります。

 王石さんは会社の管理職に日本人スペシャリストを起用し、日本の不動産デベロッパーとの共同開発も手がけています。さらに、住宅のプレハブ化を中国国内でいち早く呼びかけ、その研究開発や実践を重ねている最中です。

 先日、北京市内での記念講演会で、王石氏は自らの起業と「日本」とのかかわりについて話をしました。日本の登山家たちの影響だけでなく、企業の経営理念やものづくりに対する考えにおいて、日本から強い影響を受けたと惜しみなく語っていました。(王小燕)

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