??? src="mms://webcast.cri.cn/tokyo/jingji/0321jingji-1.wma"
type="video/x-ms-wmv" width="300" height="44">
北京はずいぶん春めいてきました。放送局の庭に植えられている長野の方たちから贈られた染井吉野の桜は、幹が赤くつややかに光り、枝には小さなつぼみが膨らみ始めました。
さて、以前のこの番組で、中国はこの六月からレジ袋の使用制限を実施するという通達を発表したと紹介したことがありますが、先日、東京でまもなくレジ袋を提供しなくなるというニュースを見ました。そこで感心したのは、スーパーなどでマイバッグを忘れた人のために、各家庭で使わなくなった古い紙バッグを寄贈してもらい、必要に応じて、それを使えるというコーナーを作っていることでした。
実は、私の家にも紙バッグは大量にあります。質もしっかりしていて、模様もかわいいものが多いので、最初は捨てずにとっておくのですが、しばらくしても使うチャンスがないので、そこで捨てたりしてしまいます。もしリサイクルして使えることができると、ごみに出されるまでの時間を遅らせることができますので、中国も真似したいなと思いました。
環境問題は、一つの国のことではなく、世界的な問題ですから、世界が一緒になって取り組む必要があることを改めて実感しました。
今週の【経済スクランブル】は、経済ニュースのほか、先日、北京で、中国で市場開拓している日本の製薬会社を対象にして開かれた「2008・中国における日本の医薬品企業の発展に関するハイレベルフォーラム」を取材しましたので、お伝えします。世界人口の2割を有する東アジアで、中国と日本が手を携えて、アジア人のデータにもとづく新薬開発で提携する必要性を専門家たちが訴えていました。(Yan)