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北京は柳じょが降りるシーズンを迎えました。
自由市場へ行くと、褐色の皮がついたままの竹の子が並べてあり、春の到来を知らせてくれています。中国で竹がたくさん取れるのは南方の山間地帯なので、北京で売られている竹の子はこれまでは缶詰や加工されたものが多かったです。しかし、最近は産地の南方と変らないスピードで市場で出回っています。
今週の番組は、経済ニュースのほか、「味」、それも日本食に関するリポートをお送りいたします。
3月27日-28日、NPO法人「日本食レストラン海外普及推進機構(JRO)」の主催による、「日本食レストラン国際フォーラムーー日本食の魅力を世界へーー」が東京で行われました。このフォーラムは、日本食レストランが全世界で急増していることを背景に、世界各地の日本食レストラン関係者、と日本の食材や食品生産者、流通業者が一堂に会して、情報交換し、日本食の今後や普及、世界各地の食文化との交流、及び日本の食品や食材の輸出の活性化などを議論しようと開催したものです。
海外からは150人、日本国内から400人が会議に参加しました。日本食をテーマに、かくも大規模な国際的なイベントが開催されたのは、今回が初めてだそうです。ちなみに、中国からは上海、北京から約20人が参加しました。
フォーラムの様子について、今週と来週、2回に分かれてご紹介してまいります。一回目の今週は、世界各地で非日本人経営の日本食レストランが急増している現象に対する見方、日本食の海外普及に寄せた思いについて、慶応義塾大学大学院の青井倫一教授や、JROの加藤一隆専務理事らにお話を伺いました。食材の輸出促進、ソフトパワーの発揮、料理文化の相互交流と向上など、日本食の海外普及には様々な視点が寄せられています。(王小燕)