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松下電器の家庭用空調コンプレッサーが、これまでに世界で累計、2億台の生産台数となりました。この内、中国本土では5000万台目のコンプレッサーが9日、広東省広州市番禺区に設立された生産拠点、松下・万宝コンプレッサー広州有限公司(Panasonic Wanbao Compressor (Guangzhou) Co.,Ltd)で正式にオフラインしました。これにより、松下・万宝コンプレッサーは中国、ひいては、世界のコンプレッサー産業で発展スピードが最も早く、規模の最も大きい空調コンプレッサー企業に成長したことを意味しています。
松下・万宝コンプレッサー広州有限公司は、1993年、松下電器産業株式会社と広州万宝集団有限公司との合弁で設立された会社です。14年間の努力により、コンプレッサー事業は絶えず拡大し、生産と販売量も継続的に増加しました。年間生産能力は95年の30万台から現在の900万台に伸びました。マーケットも中国市場から欧州、日本、韓国、中東、インドなどの国と地域に広がり、現在は松下グループの世界最大の空調用コンプレッサー生産拠点に成長しました。
なお、松下の日本国内にある甲府工場の一部の生産ラインは、この8月に広州に移転される予定になっています。それにより、広州工場の生産能力はさらに増強されると見られています。(TOM科技より、整理:Yan)
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