国家品質監督検験検疫総局は13日、綿毛製品に対するサンプリング調査の結果、合格率が76%だったと発表しました。今回の調査は、天津、河北、内モンゴル、上海など7つの市・自治区・直轄市の企業50社が生産する製品を対象に実施されました。
調査の結果、大企業の製品は品質が比較的優れているのに対し、小規模企業の製品に品質上の問題があることが多かったのです。問題として挙げられた点は次の通りです。
1、使用が禁止されている可分解芳香族アミン染料が検出されたこと
2、pH値が国家基準を上回っていたこと
3、色の定着度が規定値以上だったこと
4、色の定着度が悪く、洗濯後に色落ちする可能性があったこと
また、品質が劣っているとされた製品は、江蘇省の江陰市長涇花園毛紡織有限公司が生産したメルトン、河北省の昭友羊絨紡織品有限公司が生産した短順毛コート、山東省の天香毛紡織有限公司が生産した天香ブランドのカシミアコートとなります。(新華ネットより Lin)
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