中国労働保障省が今年に入って新たに10の職業を認定して公表しました。この制度は2004年頃からスタートしたもので、高度経済成長のもと、第3次産業の分野に関する職業が増えました。例えば、展示会のプロデューサーや、宝石やアクセサリーの鑑定士、新しく会社を始めるに当って相談に乗る起業相談員、手話通訳、災害情報士などです。
今中国では次々に展覧会が開かれていますから、展示会プロデューサーの需要は大変多いし、それに、来年の北京オリンピックやパラリンピックの時には、体の不自由な人も大勢北京に来ることが予想されますから、そうした観客を受け入れるためにも人材を集めることが必要になってきますね。
このほか、会社を立ち上げるときに相談に応じる起業相談員、これも今中国では大いに必要なのではないでしょうか。労働保障省としては、こうした職業を認定することによって、実力のある人材を養成し需要に応えていく事にしています。今回の認定によって2004年から始まったこの認定制度で認められた新しい職業は、86になったという事です。
また、労働保障省では車のガラス修理士などと共に、検討をしており、各界の意見を聞いたうえで決める事にしています。(新華ネットより)
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