中国通信設備製造業における民族企業の発展によって、国内の携帯電話会社は相次いで国産設備を購入し、昔のような外国設備の大量発注は徐々に過去の歴史となっています。
中国移動(チャイナモバイル)はこのほど、国産通信設備の製造企業である華為や中興、、烽火の三社と2億5千万元の契約を結びました。
中国では、第2代モバイル通信ネットワークの設立は1990年代から始まりました。しかしその際、中国国内には民族企業はほとんどなかったため、エリソン、ノキア、モトローラなどの大手多国籍企業が相次いで中国に殺到して、中国の通信設備業界を制覇しました。
しかし、今日、世界最大の通信会社であるチャイナモバイルが使っている中国国産の交換機などの設備は40?50%に達し、IPラインなどの設備は100%、国産化を実現しました。報道によりますと、この6年間に、チャイナモバイルは650億元以上の国産設備を購入したということです。華為、中興など中国民族企業の発展によって、多国籍企業の製品はそれぞれ値下げをせざるを得なくなりました。
世界最大の通信会社として、チャイナモバイルの発注は強い影響力をもっています。中国民族企業の発展によって、中国通信業界の国産化はきっと一段と進められるでしょう。(新華ネットより 訳;劉叡琳)
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