100件の重大省エネ技術、100件の重大省エネ設備を普及させ、100件の重大省エネモデルプロジェクトを実施します。これは山東省が打ち出した省エネ推進のための重要措置です。
資源節約技術の普及加速のため、同省は2004年に100件の資源節約新技術を選定して全省での普及に力を入れ、高い成果を上げました。済鋼集団は、コークス乾式消火、排ガス循環発電、熱延技術改良などのプロジェクトを実施し、鋼材1トン当たりのエネルギー消費水準は中国国内先進レベルに達しました。勝利油田は採掘、水攻法、原油の集中輸送、ボイラーなどの技術を対象に442件の技術改良を実施、油田のエネルギー総消費は1997年の612万SCE(標準炭換算量)から05年には484万SCEに低下し、これにより年間収益は3億元増加しました。
また、最近、過去に実施した100件の資源節約新技術を基に、100件の重大省エネ技術、100件の重大省エネ設備、100件の重大省エネモデルプロジェクトを中核とする「三百工程」と呼ばれる事業を展開し、省エネ推進を目指しています。これら省エネ技術・設備およびモデルプロジェクトの多くは、1000社の重点省エネ企業で行われています。これら企業のエネルギー消費量は全省の67%を占めています。
制度づくりの面では、国内他社に先駆けて重点エネルギー消費企業統計制度を確立し、鉄鋼、石炭、電力、化学工業、軽工業、建材などの重点業界と1000社の重点エネルギー消費企業、1000社の重点用水企業に対して資源消費状況統計分析と監視を実施しています。(新華ネットより)
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