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日本からの輸入食品、品質問題が連続発見
   2006-09-28 10:19:08    cri
 中国の国家品質監督管理総局の検疫部門はこのほど、広東省や山東省、遼寧省、天津上海などの出入国検疫部門で、品質に問題のある日本産輸入食品約30件が見つかったことを発表しました。

 実は今年の6月には、中国南部の深セン市検疫局が日本から輸入された魚のソーセージから基準値を超えたソルビン酸を検出したということがありました。そして今回も深セン検疫局は、日本の株式会社元大が生産した魚ソーセージから基準値を上回ったソルビン酸を複数の商品から検出しました。その含有量は中国の基準値の17.3倍にのぼり、1キロ当たり1.3グラムにも達したということです。

 ソルビン酸は防腐剤の一種ですよね。大量に食べたり、長期間食べたりすれば、肝臓や腎臓の機能障害をもたらします。

 また、深センでは、九州地方で生産された大根の漬物からも基準値を上回ったソルビン酸を検出しました。また。8月4日、山東省の検疫機関でも、日本から輸入された冷凍タチウオから微量のリステリア菌が検出されました。

 リステリア菌は人や家畜に敗血症や脳膜炎などを引き起こすばい菌だということです。

 このほかにも、天津市で日本産コーヒーから基準値を超えた細菌が、遼寧省で冷凍のタコから黄色ブドウ球菌が、また広東省で、日本製ケーキから基準値を上回ったアルミニウムが検出されました。広東省では、以前にも日本製のデンブンから基準値を大きく上回った二酸化硫黄、冷凍カキから基準値の約5倍を超えたカドミウムが検出されたことが報道されていました。

 問題が発覚した後、中国政府は直ちに、日本政府の関連部門や中国の日本大使館に書簡を送りました。そして、日本の関係部門が対中輸出食品の管理を強化し、中国の国家基準に従うことを保証するよう求めました。政府はまた、日本からの輸入食品に対する検査を強め、食品の安全を確保するよう各地の検疫機関に指示しています。(劉叡琳)

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