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大型連休の休日経済
   2006-10-17 10:52:14    cri
 中国では、1999年から、大型連休制度が実施されました。毎年の春節、メーデー、国慶節は、いずれも法定の祝日に土日を加えた7日間の連休となりました。これら年に3回の「ゴールデンウィーク」から生まれた消費熱は中国経済を促す新しい力となり、休日経済とも言える現象が表れています。大型連休になると、家族や親友を揃って食事をしたり、自分へのご褒美として、何かプレゼントを買ったりする人が大勢いますね。報道によりますと、今年、国慶節の大型連休、北京の36軒の大型デパートは合わせて8億元近い売上高を実現しました。また、北京ダックの老舗「全聚徳」を含む北京の43軒の有名なレストランも、およそ5千万元の売上高を上げたということです。

 今年は、中国人の伝統的な祝日「中秋節」がちょうど7連休に重なったので、親友に月餅などのプレゼントを買う人も多く、休日経済に一段と弾みがついたという訳です。

 中国工商銀行上海支店の最新統計によりますと、10月1日から3日までの3日間、上海市内の工商銀行のATM機の引出し回数は、130万回以上に上り、去年の同じ時期より7%増えました。また、引出し総額は約4億元に達し、去年同期より、25%も伸びたということです。

 そして、いつもの大型連休と同じように、休日を利用して旅行に出かける人も多いようですね。北京の秋は昼間気温が高くなっても、涼しい風が吹きますから、旅行に絶好のシーズンと言えます。旅行と言えば、昔は、団体ツアーが主流でしたが、今では、のんびりと自由に行動することを求める観光客が多くなっているようですね。報道によりますと、この7連休、北京、上海、広州などでは、旅行者の7割以上がフリーツアーだということです。また、山東省旅行情報センターによりますと、今年、国慶節の大型連休では、マイカーを利用した旅行者が旅行者総数の半分以上を占めたということです。

 大型連休では、旅行以外の過ごし方も様々のようです。連休中、車の販売店や住宅の見学などを楽しんだりした人もいます。休日消費には、現在、新たなホットスポットがたくさん出てきました。消費の多様化や、消費レベルのグレードアップなど、新しい特徴がどんどん現れています。また消費の選択肢が広がり、大型連休の経済効果は観光、交通、商業などの業界から、他の業界にまで及んでいますね。より多くの業界が休日経済から利益を受けることにになるでしょう。(劉叡琳)

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