数十年の発展を経て、ソニーの事業はすでに、世界各地に及んでいます。市場を拡大すると同時に、ソニーは現地の社会発展に貢献することに力を尽くしています。ソニー(中国)の川崎成一社長は今回の「中国高校生ソニー訪日代表団」の出発式で、「ソニーの原則は、地元の需要に相応しい社会貢献活動を計画し、実施することである。責任感を持つ多国籍企業として、よい企業にならなければならない。ソニーが中国の社会貢献活動に投資することは人々に見せるものではない。企業の責任と義務として考えているだけである。見返りは望まないし、中国での発展戦略というものでもない」と強調しています。しかし、実際には一連の社会貢献活動により、ソニーは疑いなく大きな市場を獲得し、ソニーブランドの知名度を高めました。したがって、企業に少なからぬ無形の利益をもたらすと同時に、ソニーの「全世界でのローカル化」の戦略を後押ししたことにもなります。
社会貢献活動がブランドイメージに及ぼす貢献度は一体どのぐらいあるかについては、明言できる人はあまりいません。しかし、グローバル化やデジタル化の流れの中で、社会貢献活動に積極的でない企業はそのブランドイメージもあまりよくないということは無視できない現実です。その他の多国籍企業に比べて、ソニーの社会貢献活動には独自性があります。ソニー(中国)有限公司メディア・広報部の李曦部長は、「ソニーは消費型電子業界をリードする企業である。ソニーは、自分達がこの業界をリードする役割を果たすべきだと思っている」と述べました。(終わり)(国家経済ネット 訳:王玉華)
|