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物流産業の発展
   2006-08-18 10:26:46    cri
 沿海地区の優位性を発揮させ、中国北方の国際港湾センターと物流センターを建設することが、天津濱海新区の目標です。

 第11次5カ年計画に基づいて、天津は、北方国際港湾センターと国際物流センターの建設を目指しています。中国物流調達連合会の陸江会長は、この目標を実現させるには、重要なのは、物流の総合的なサービス機能を強化し、現有の工業とサービス業の資源を十分に利用することです」と語りました。陸江会長はまた「まず、混載物流センターとコンテナー物流センターの建設を加速し、中軸の港の優位性を十分に利用し、社会に向ける専門的な物流センターと配送センターの役割を大いに発揮させることです。そして、資源を統合させ、航路と道路の建設を速め、港湾周辺地区との交通網を結ぶことです。また、港のサービス条件を改善し、北方国際物流センターの国際的な影響力を拡大することです」と話しました。

 近代物流産業は、現在、世界で、企業競争の重要な手段であり、綜合的な国力を表しています。専門家は、「物流センターの建設は、天津の影響力を拡大し、北方の経済中心地に建設することが必要だ」と見ています。

 天津市は、物流産業の発展を重視し、中国で、初の省クラスの綜合物流計画を制定しただけではなく、中国初の地方物流協会を設立し、地方の特性を生かした物流産業政策を策定しました。これによって、天津は良好な物流環境を作り、物流センターの建設に良好な基盤を築き上げました。南開大学近代物流研究センターの劉秉鎌主任は「世界の物流産業の発展を見れば、、物流市場が快速な成長を維持し、物流費用はGDP・国民総生産における比重は絶えず減少し、物流企業の海外請負がますます多くなったことが分かります」と語りました。

 専門家は、「濱海新区近代物流業の発展を速めるには、物流産業の質と効率を向上させなければなりません。物流企業は物流市場運営の主体であるため、天津北方国際物流センターは、物流企業の主役を演じなければなりません」と提案しました。陸江会長はまた、「現在、天津市では、物流関連企業の社数はすでに2万社以上に達し、天津保税区に立地している500社の物流企業の中、50社余りの多国籍企業があります。物流の中心地とは、物流企業、特に、国際競争力を持つ大型物流企業が集まる地域と指します。天津市の物流企業は規模が小さく、実力は弱く、一括したサービスを提供できる企業も少ないのです。このため、物流企業の発展に有利な環境を積極的に作り、物流市場を一段と開放し、海外の大型物流企業を誘致すべきです」と話しました。

 中国交通省水運科学研究院の賈大山研究員は、「交通インフラ施設の整備を速め、濱海新区で国際的な港運と物流センターを建設することは、中国とアジアのその他の国との経済往来に積極的な意義があります」と話しました。賈大山研究員はまた、「 天津は港湾周辺の道路網が効果的につながり、港と都市との間に独立した立体交通システムを確立すべきだ。こうして、コンテナを輸送するトラックは10分間以内に港区から高速道路に入ることが出来ます」と話しました。

 専門家は、「近代物流産業は、経済が一定の段階に発展した産物と社会分業の結果であり、今日の世界において、企業競争の重要な手段であり、また、一つの国の綜合的な国力を表すものだと見ています。国際港湾センターと国際物流センターの建設は、天津の対外開放の窓口としての役割を大いに発揮させ、西部大開発を推進し、全国の経済区域の協調の取れた発展を実現させることにプラスとなる」と見ています。

天津
v 濱海新区の開放 2006-08-11 15:52:59
v 綜合整備の効果 2006-08-04 10:18:39
v 環境保全と省エネを重視 2006-07-28 10:25:31
v 天津南開区との協力 2006-07-21 14:58:33
v 貧困撲滅 2006-07-13 10:03:45
v 生態工業を発展 2006-07-07 13:43:32
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