張小盒は、漫画の主人公で、上海のサラリーマンをイメージしています。頭が四角い積み木のような形をした張小盒は、いつも「給料が少ない、ボスが厳しすぎ、なかなか彼女ができない」と文句を言いながら、生活のつらさや喜び、感動などを語ります。上海のサラリーマンたちの暮らしや気持ちをうまく描いているので、人気があります。5月12日に四川省で大地震が発生して以来、漫画「張小盒」は、すべて地震に関する内容です。これは、この10日間ぐらいサラリーマンの気持ちを反映しています。
地震が発生した12日の夜にアップされた内容は、漫画「地震が起きた」です。作者は、この日、北京にいました。地震が起きたその瞬間、北京市内の高層ビルにいた人たちは大きな揺れが感じたので、多くの人は急いで階段から逃げ出して、外の空き地に避難しました。漫画の最後で、避難した人たちは、「この世界は実にもろくて弱いものだ」と言っています。この言葉は、作者が現場で聞いたそうです。
ブログには、「無料転載OK、原稿料が出る場合は、それを寄付金として出してください」と書いてあります。
では、ここでは五つの作品をご紹介しましょう。
1 2 3 4 5 6
|