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《求医不如求己》(お医者さんに求めるより、自分自身に求めよ)、これは漢方医学に基づく健康法に関する本です。今年の2月に出版されたベストセラー本です。
この本は、体のことを自分の子供、病気は子供の悪戯だと例えています。私たちはつい病気に対して、それが自分の子供の悪戯であるにもかかわらず、それを敵視し、恐怖を感じて、無くそうとします。実は、体のことを知ることによって、日ごろ手入れしていれば、その悪戯のエネルギーをプラスの方へ導くことができます。ですから、病気と闘うのではなく、それをエネルギーに変えるよう普段からの心がけが必要だということです。
この本は、簡単で効き目のある健康法を沢山紹介していますが、その中からから、いくつかピックアップします。
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先ずは、中高年の方にお勧めの「片足立ち健康法」です。目をつぶって、交互に片足で立ちます。ポイントは目をつぶることです。そうすると、バランスを保つために、脳が働きだします。また、足に6本の重要な経絡があるため、それを鍛えることによって、内臓が鍛えられます。高血圧・糖尿病・首や腰などの病気によく効きます。
次は「お腹マッサージ健康法」です。やり方は胃の部分からまっすぐ下のほうへお腹を撫でていきます。そうすると、体に貯まっている良くない「気」と「水」が体外へ押し出されていくそうです。朝、目が覚めたときや晩寝る前にこれをするといいそうです。
そして、女性の方にお勧めの美容に効く「経絡叩き健康法」です。血の巡りを良くするために、頭や顔を常に指で軽く叩くのが非常に大事です。また、以下の2本の経絡が顔と首の皮膚につながっているので、そこを軽く叩くことによって、肌のたるみに非常に効き目があるそうです。
1、首の下の鎖骨から、まっすぐ下のほうへ、胸の谷間、お腹、足の付け根を通って、ずっと足首まで足首まで。軽く叩きます。 2、腕の外側。片手が自然に垂れるようにして、もう片手がその外側を叩きます。
最後に、風邪を治す方法を紹介します。くしゃみをすることによって、体に入った寒気をむりやりに外に出すといった考え方です。やり方は、ティッシュを細長くちぎって、鼻の奥に入れます。くしゃみとは体を掃除してくれるようなものです。ユニークなやり方ですが、かなり効き目があると言われています。どうぞ試してみてください。
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