7月23日の大暑が過ぎてから、北京は随分涼しくなりました。大暑は中国の24節気の一つで、熱さが頂点に達するといわれる日です。つまりこの一年で一番熱い日です。この日は日差しが強く、気温が高く、また雨が多いため、農作物の成長がもっとも早い時期でもあります。でもこの時期、干ばつや洪水などの自然災害が頻発することもあります。そういえば、この間の日本の新潟地震は中国でも報道されましたね。新潟は中日国交回復を実現した田中角栄元総理の出身地で、また中国に輸出される美味しいお米「コシヒカリ」の産地であるので、中国と縁が深いところです。新潟は、中国の黒龍江省と友好姉妹提携を結んでいます。また、なんといっても新潟には北京放送ゆかりのリスナーが大勢います。災害にあった皆さんに心からお見舞いを申し上げます。一刻も早く復興が進むようお祈りしています。
さて、今日のカルチャーピックアップでは中国南西部の貴州省のミヤオ族に伝わる蝋燭染めをご紹介します。中国の伝統芸術の一つで、代々に受け継がれています。詳しくは番組まで。
そして「中国昔話」のコーナーでは林涛アナが『キツネの古里』の昔話をお届けします。
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