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八月半酒と冬至酒
   2007-06-25 21:11:46    cri

 そのあとは「八月半酒」。これは旧暦の八月十五日に飲む酒。つまり「中秋の酒」ですね。そして「重陽酒」。旧暦の9月9日の重陽の節句のことですが、中国では、重陽とは"太陽が重なる"の意味ですね。なぜ9月9日が太陽が重なる日かといえば、これは先輩に聞いたのですが、むかし太陽は九つあって、毎日、順番に空に昇っていたらしく、どうしたことか。ある日に九つの太陽がいっぺんに昇ってしまったので、地上は大変、その日は大日照りとなったという伝説があるといいます。また、中国では奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数の九が重なる9月9日を、「重陽」として節句の一つにしたという説のあります。そして、中国では、菊の花は不老長寿の薬だとの信仰があり、鑑賞用とするより先に薬用として栽培されていたようです。ですから、健康のために、長生きするために漢方薬でもある菊を材料の一つにした酒を飲んだというらしいんです。実は私は菊のお茶は飲んだことありますが、菊のお酒はまだ味わったことがありません。

 次は「冬至酒」。日本では、冬至になるとゆず湯に入り、熱燗を飲むそうですね。いいですなあ。この林涛もやってみたい。またかぼちゃを食べるなどして体を温めて、風邪を退治し、新しい年に備えるということですが、まったくよろしい。

 ところが、中国の紹興地方では、ちょっと内容が違うようです。紹興一帯では、なんと冬至の日には、今年も冬が来たというので、寒さを防ぐための冬着を送る習慣があります。デ、送るといっても亡くなった人に送るのですよ。つまり、この日になると、お墓参りをしたあと、紙でつくった冬着を燃やして、「九泉」にいる故人に送ります。この九つの泉と書く「九泉」ですが、中国では死んだ後に行くところ、つまり冥土という意味らしいです。そして故人の親戚や友人が集まり、飲んだり食ったりしながら故人を偲び、また、その場にいる人たちのよしみをも深めるというのです。ところで、冥土のことを中国ではどうして「九泉」と呼ぶのかといいますと、九とは数字の中で最高、つまり最もという意味があります。そこでこの「九泉」ですが。昔の人は井戸掘りからの経験で、深いところには泉があると考え、そこまで掘ると黄色い水が湧き出てきます。ですから、昔の人はとても深いところを黄色い泉とかく「黄泉」と呼び、これに迷信も混じって、人は死ぬと、地下深きところに行くと考え、そこを「陰曹地府」、これは「あの世」ということでしょうか?何しろ、ここは一番深いところにあるので、一番という意味の「九」と「黄泉」の「泉」をあわせて「九泉」と呼んでいます。なるほどね。

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