写真:「雲南の華」・雲南省のイメージガールに選ばれたリースー族の李暁きょうさん
旧暦のお正月二日からの一ヵ月間、雲南省怒江の近くに住むリースー族はみんな集まって、男女を問わず一緒に温泉に入る習慣があります。そして、暖かくてきれいな温泉で体を清めます。この習慣は「澡堂会」と呼ばれ、百年以上の歴史があるということです。
怒江峡谷あたりで暮らしているリースー族は、生活のため、一年中のほとんどは一所懸命働きます。ゆっくり日々を過ごすのは、お正月だけです。一日が過ぎてから、派手な民族衣装を身に纏い、お鍋など炊事道具を持って、家族で近くの温泉に行きます。そこで、一年の苦労を取り除きます。このチャンスを利用して、親族や友達を訪れたり、体育大会を行ったり、歌い踊ったりしています。商品の交換もします。
温泉は混浴です。リースー族はそれに慣れているので、女性でも平気に入っています。
リースー族の人口は約58万人。 主に雲南省怒江リースー族自治州に集中的に住んでおり、一部は近くの州や県、そして四川省の塩源、塩辺などに暮らしています。
リースーの言葉を使い、今まで3種類の文字を使ったことがあります。それは欧米の宣教師の作った表音文字、維西県のリースーの人が作った音節文字、新中国成立後に作ったローマ字のような新しい文字です。
(編集:藍)
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