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劉伶の話ー1
   2006-12-25 11:09:07    cri

 先週は杜康酒と杜康の話をしましたが、杜康をあげると劉伶が出てくるのか決まりのようなので、今日は劉伶の話をしてみたいと思います。劉伶ですよ。こわい幽霊じゃありませんから!

 劉伶は、晋の時代の詩人と思想家で、字を伯倫といい、かの竹林の七賢人の一人。昔の本「世説新語」では、劉伶に関しては、結論としては醜男であり酒好きだったとかいています。つまり、彼は顔かたちが醜く、身長は当時でいう六尺、つまり1m47cmしかなく、常に髪の毛をぼうぼうと生やし、汚い身なりをしていたというのです。しかし彼はそんなことは少しも気にせず、同じようにうわべだけで人を見るようなことをしない友人たち、つまり、竹林の他の賢人と彼は付き合っていたのです。でも、彼はいつも美男子といわれた庶q(けい)康らと一緒にいたので、背が低く醜男で、汚い身なりをしている点が目立ったのかも知れませんね。でも、官吏となるには、その人物の外観を重視したといいますから、彼も一時期は官吏として過ごしたのですから、その才能は抜群だったのでしょう。

 で、劉伶はかなり放埓だといい、「晋書・劉伶伝」には、彼は常に鹿が牽く車を、酒壷を手に飲みながら走らせ、またいつも召使の少年に鍬を持たせて供をさせ、「もし、私が今死んだら、そこらに埋めてくれ」と言いつけたようです。あるとき彼は、家で真っ裸になって酒をあおり、訪ねてきた友人に、「私は天地を住まいとし、この家を衣服としている。君たちはどうして私のズボンの中にはいいてきたのじゃ?」という意味の言葉を残しています。彼は一生、酒を命とみなし、あまりにも飲むもで妻が酒壷や杯を壊して泣きながら、このままでは酒で命を落とすので慎むよう戒めたところ、「奥や、酒と肉を準備してくれ、私は神に誓うのだから」と答えたのでした。これは酒を夫が本当にやめるのだなと思った妻が酒と肴を準備しました。ところが彼は、それを見ると不意に跪き、「天が生んだ劉伶、酒がなくてはならず。女の言うことなど耳にせず」とかなんとか言い、卓上の酒を一気に飲み干し、肉を頬張って、瞬く間に酔い倒れたということです。のちに「劉伶、酒を好む」という言葉で、酒が止められぬことを譬えたといいます。すごいですね。でも、毎日大酒食らうのはいいことではないようです。

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